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【決定版】布団のダニを自分で退治する9つの方法を徹底研究!~天日干し?ファブリーズ?今明かされる布団の真実~

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ふとんに付くダニ

毎晩お布団に寝ていて気になるのは、背中にうじゃうじゃいるであろうダニ!ダニ!ダニ!

そこにいると分かっていても、蚊やハエ、ゴキブリなどとちがって、ダニの姿はほとんど肉眼では見えません。

大半のダニは、体長1ミリ以下。

ダニは小さい

布団の繊維の奥深くに隠れているので姿は見えませんが、姿が見えないからこそ、よけいにその存在が気になるというもの。

「寝ているとき、背中の下でダニがうごめいているかと思うと、あ~~~っ!!」

そこでここでは、自分でトライできる、お布団のダニを退治する方法について一挙に紹介します!

布団のダニを自分で退治する方法を徹底解説!

【1】まずは基本の天日干し!~ダニは50度以上の熱を浴びないと死にません!~

お布団を天日干ししたその日の夜は、お布団からとってもいいにおいがして、ぐっすりよく眠れますよね。

いわゆる「太陽のにおい」です。

そして「太陽のにおい 正体」で検索すると…

「太陽のにおいの正体は、天日干しで死んだダニの死骸のにおいである」などと、まことしやかに書かれている記事がたくさんありますが、それは実は正しくありません。

太陽のにおいの正体は、実は自分のかいた汗や皮脂が、太陽光を浴びることによって分解され、分解された後の成分が発するにおいなんです。

太陽のにおい

そして残念な話ですが、ただ天日干しするだけでは、布団の中にいるダニはほとんど死なないんです。

ダニが死滅する条件はけっこう厳しく、50℃以上の熱を20~30分継続すること、もしくは60℃以上で短時間の熱を浴びせること。

しかし8月真夏の炎天下に天日干しをしても、布団の表面の温度が50℃に達することすら難しいことがわかっています。

表面ですら50℃に届かないのですから、布団の内部はもっと温度が低いままです。(ダニは温度のより低い方へ低い方へと逃げていきます)

つまり、ベランダの天日干しでダニを退治することはできないのです。

天日干し

とはいえ、天日干しは布団を乾燥させることになるので、ダニの嫌いな「乾燥状態」を作り出し、ダニの繁殖予防にはとても有用であるのはまちがいありません。

また、真夏のかなり暑い時期限定ですが、黒いポリ袋にお布団を入れて干すという方法もありますね。

天日干しすることでお布団の湿気を飛ばせますし、天日干しした後の「太陽のにおい」は、私たちをとても深い眠りに導いてくれるものです。

ダニを減らすというより、ダニが嫌がる乾燥した環境を作るという意味では、天日干しはとてもオススメです。

布団天日干しの特徴
  • ダニが死ぬ温度(50℃)まで布団の温度は上がらずダニ退治はできない
  • 湿気を飛ばし、太陽のにおいでよく眠れるので、天日干し自体のメリットは多い

【2】炎天下のクルマの中~車内は十分暑くなるのでダニ退治OK!~

続いて、天日干しの応用編です。やはり夏限定のお技ですが、天日干しよりはるかに楽に、ダニを殺せる高温の環境を作り出せます。

夏の晴れた日に、炎天下に停めてある車内に布団を入れると、閉め切られた車内はとても暑く、布団の温度は裏表関係なく、全体が50℃以上まで上がり、ダニ退治には十分です。

車

フロントガラスの下、太陽の光が十分当たるところに布団を置いて、裏表2時間程度の放置で、ダニを退治することが出来ます。

炎天下のクルマの中のポイント
  • 夏の炎天下の締め切られた車内なら、布団全体が50℃以上まで上がるのでダニ退治OK
  • フロントガラスの下に、布団以外のものは置かないこと

【3】布団に掃除機をかける~生きているダニは掃除機には吸い込まれません!~

お布団に家庭用掃除機をかけるというのも定番の方法です。花粉対策でそうしている方も多いですよね。

ぶぉおおおお~ん!と掃除機をかけると、たしかにダニの死骸・フン、余分なほこり・ゴミなどが掃除機に吸い込まれていきます。

布団に掃除機

ダニの死骸やフンも、ダニアレルゲンというアレルギー物質なので、それを減らすのは意味があることです。

ただそれでも、吸い込まれるのはお布団の表面に付着しているダニの死骸・フンだけなのが残念です。

布団内部にひそんでいる「生きている」ダニは、布団の繊維にかぎ爪をでしがみついていて、ほとんど吸い取ることが出来ないんです。

それでも、布団の清潔さを保つという意味では、お布団に掃除機をかけるのは、とてもいいことです!

掃除機VSダニの結論
  • ダニの死骸・フンは吸い取れるのでアレルギー軽減には役立つ
  • 生きているダニまでは吸い取れない

【4】布団にドライヤーの熱風を当ててダニを駆除できる!けれど…

ならばとドライヤーを取り出してぶぉおおおお~ん!と、ドライヤーのHOTで熱風を布団に吹きかけると一体どうなるでしょうか?

ドライヤーの発する熱風は、なんと平均100~120℃。最近販売されている「低温ドライヤー」でも平均60~80℃もの熱風が出ます。

ドライヤー

そうです!ダニの死滅温度よりも高温の風をダニにぶつけられるのです!

布団の面積が広すぎ&厚すぎて時間がかかりすぎる

とはいえ、布団の表面だけでなく、ぎっしり詰まった布団の線維の奥まで50~60℃に上昇するまでは、相当な時間がかかります。

ブォーーーン…と、同じ場所でずーっと風を当て続ける必要があります。

しかもドライヤーの熱風が届く面積よりも、お布団の方がずっと広いので、お布団の全部についてドライヤーをかけるのはあまりにも時間がかかりすぎて、まったく現実的ではありません。

しかもドライヤーでだんだん布団の一部が熱くなってくると、ダニはまだ熱くなっていない部分に逃げ出してしまいます。

最悪、火災のリスクも…

また、熱風を長時間当て続けることによって、布団表面の温度がどんどん上がり、最悪のケースでは、火災を発生させるリスクもあります。

ドライヤーはお布団全体を温めるような使い方を想定していないため、そのようなイレギュラーな使い方には、いろいろなリスクがあるのです。

「いちおうダニ退治はできるけれど、まったく現実的ではない」というのが、ここでの結論です。

布団にドライヤーを当てた場合
  • ドライヤーの熱風の温度自体は、ダニを殺すのに十分
  • 熱風の当たるエリアが狭いので、全部温めるには時間がかかりすぎ、現実的ではない

【5】布団のダニはコインランドリーの乾燥機で退治できる!

天日干しでは死なない。ドライヤーの熱風を全体に充てるのは現実的ではない。

そこで検討したいのが、コインランドリーについている大型の業務用乾燥機です。

大型コインランドリー

コインランドリーの乾燥機は、70℃を超える高熱で乾燥させるので、ダニを死滅させるには十分な温度です。

業務用なので、布団のような大きいものでも、しっかり乾かせるだけの十分な広さがあります。

ただし、乾燥機はとても高温な環境なので、洗濯表示が60℃以下のものは避けましょう。

タンブル乾燥

通常は洗濯機で洗ったものを乾かすのに使いますが、布団を洗うのは少し技術がいることなので、とりあえず布団を乾燥させてみるだけでもいいでしょう。

コインランドリーの乾燥機
  • コインランドリーの業務用乾燥機の熱風はダニ退治には十分高い
  • 乾燥させたい布団の洗濯表示にある温度制限には注意

【6】家庭用の布団乾燥機でダニを退治できるか?

梅雨どきなど、外になかなか布団を干せない時期に活躍する家庭用の布団乾燥機。

敷布団と掛布団の間に温風が吹き込まれる袋を入れ、閉めきって乾燥しやすくした室内で、プクーッとふくらんだお布団がほっかほかに。

いかにもダニにも効きそうですが、肝心なのはお布団の中身の部分や、布団乾燥機の温風袋から遠い、床側の部分です!

布団乾燥機

ここの温度が上がらないと、熱くなった部分から反対側にダニが逃げる結果となります。

メーカーのサイトでよくあるサーモグラフィーで表示されるのはあくまで表面の温度で、お布団の内側や、床に近い側の温度が50℃を超えなければ、威力は半減するんです。

敷き布団の下に、スイッチを入れたホットカーペットでも敷いて、敷き布団を床側から温めれば、布団全体の温度が上がりそうなものですが、ホットカーペットの上に布団を敷くのは温度が上がりすぎて今度は簡単に火事になる危険があるので、これは不可です。

時期を選ばず布団を乾燥させるという点では、ぜひ一家に一台欲しいところですが、ダニを完全に退治するにはあと一歩といったところです。

家庭用布団乾燥機VSダニ
  • 乾燥機の袋に接する部分はダニを殺すのに十分な温度になる
  • 袋に接しない部分の温度が上がりきらず、惜しい

【7】ダニ駆除スプレーを布団にかける!~効果は布団の表面だけ~

アース製薬やフマキラーといった有名メーカーから市販されているダニ駆除スプレー。

ダニ駆除スプレー

これを布団に吹きかけるというのも、方法としては考えられます。

ちなみにダニ駆除スプレーといっても、その効用には主に以下の3パターンあります。

ダニ駆除スプレーのタイプ
  1. 生きているダニを殺す、殺虫剤タイプ
  2. ダニが嫌う成分でダニが寄ってくるのを予防する防虫タイプ
  3. 上記1、2のどちらの効果も備えているタイプ

この3つのタイプのいずれも、ダニに対しては威力を発揮しますが、布団にスプレーをかけても、そのスプレーの効力が及ぶのは、あくまで布団の表面だけです。

分厚い布団の繊維の奥までは薬液が届かないので、あくまで布団表面のダニ駆除だけが期待できるにとどまります。

ダニ駆除スプレーの特徴
  • ダニに対する殺虫効果自体はある
  • ただし布団の繊維の奥にいるダニには届かない

【8】布団のダニにファブリーズやリセッシュは効くか?~殺虫剤ではないので効きません

除菌や消臭効果をうたうファブリーズやリセッシュは、いかにもダニにも効きそうですが、本当のところはどうでしょうか?

ファブリーズの「ハウスダストクリア」タイプ

ダニの死骸・フンなどのダニアレルゲンも、ハウスダストの一種なので、ファブリーズのハウスダストクリアというと、いかにも効きそうなイメージです。

しかし、ファブリーズのハウスダストクリアですら、残念ながらダニ退治効果はありません。

ファブリーズハウスダストクリア

ハウスダストクリアの効果は、ダニアレルゲン(ダニの死骸やフンなど)や、カビの胞子などのハウスダストが空気中に舞うのを防ぐ「浮遊防止剤」にすぎません。

うーん、いかにもダニをやっつけられそうな商品名なのに…。

布団表面に付着しているハウスダストに吹きかけることで、それらの汚れを固め掃除するときに空気中に舞うのを防いでくれるので、たとえば布団に掃除機をかけるときに吹きかけるといいかもしれません…という程度です。

ダニを直接殺すのではなく、他でダニ対策を何かするときに、補助的に使うといいでしょう。

布団に掃除機をかける前に、シュッシュッと噴射するといいかもしれません。

リセッシュは布団のダニに効果があるのか?

ファブリーズと同じジャンルの商品であるリセッシュはどうでしょうか?

残念ながら、リセッシュも、ファブリーズと同じように、ダニを殺虫する効果を持たないため、ダニを退治する効果はまったくありません。

リセッシュが持つのは、あくまで除菌効果と消臭効果だけで、殺虫効果はありません。

ファブリッシュ・リセッシュの真実
  • 生きているダニを退治する効果はまったくない
  • あくまでダニの死骸・フンをまとめて浮遊を防ぐためのもの

※念のため公式HPから効果について問い合わせています。

布団のダニはファブリースやリセッシュで退治できるの?実際に効果的なダニ対策とは!?

「ダニってファブリーズやリセッシュで退治できそうだけど、実際本当に効果あるのかな?」 布団を始め、布類や消臭や除菌効果で有名なファブリーズやリセッシュ。 消臭がメインの効果といえども、「除菌効果がある ...

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【9】バルサンは室内のダニを退治できるが布団には不可

自宅の室内の殺虫商品の古参にして定番のバルサン。

昔も今も、多くの家庭で使われており、ゴキブリなどの害虫退治に効きます。

もちろん殺虫剤なので、ダニに対する殺虫効果そのものはあります。

しかし…

バルサンが駆除できるのは、あくまで室内や室内に置いてある物の「表面」にいる害虫だけです。

バルサンの効き目

布団の繊維の奥に隠れているダニのところまではバルサンの煙は届かないので、殺虫成分の入っているバルサンでは、残念ながら布団のダニ退治はできないのです。

バルサンが退治できるのは、畳やカーペットなど、表面や隙間にいるダニに対してだけです。

また、そもそもバルサンは、布団など寝具への使用が禁止されています。

バルサンには、以下の2つの要注意ポイントがあります。

バルサン2つの注意ポイント
  1. 弱い皮膚刺激性があるため、肌に直接触れるものには使用できない
  2. 浸透性がないため、布団などの分厚いものには効果が薄い

つまり、バルサンは布団には使えない上に、布団の奥深くにまで届くこともないため、ダニ退治の決定打にはならないのでした。

殺虫効果はあるのに、殺虫成分が布団の奥まで届かないから、ダニ退治に効くとはいえない…本当に惜しいですね。

バルサンVSダニ
  • ダニに対する殺虫効果自体はある
  • ただし物の表面に対してだけ効くので、布団内部のダニには届かない

これでOK!ダニ退治のための日常的にやりたい布団メンテナンス

ここまで、ダニ退治に効く方法・効かない方法について詳しく見てきました。

ここから先は、日常的な手入れと定期的なメンテナンスを合わせた、布団の清潔を保つためのプランを整理してお届けします。

日常的にやりたいお布団のメンテナンス

何を今さら感がありますが、「ちゃんとこまめにやる」というのが大事なんです。

布団カバーやシーツ、枕カバーはまめに洗濯

当たり前すぎて、わざわざ書くのもみなさんに失礼な話かもしれません…。

まず基本となるのは、肌に直接触れる、布団カバー・シーツ・枕カバーをまめに洗濯することです。

毎日着ている服だって、ひどく汗をかいた日でもそうでない日でも、毎日脱いで洗濯機を回して洗いますよね?

寝具についても、まったく同じです。

人間は一晩寝るだけでも、コップ一杯分の汗をかいているといわれています。

コップ一杯分の汗

汗だけでなく、身体に直接触れるので、頭髪はもちろん、皮脂やフケ、アカも付着します。

これらはそれ自体がニオイの元になるだけでなく、ダニのエサにもなるので、放っておくとダニを呼び寄せる元になってしまうのです。

ダニ対策という意味だけでなく、健康と清潔のためにも、寝具をまめに洗濯するのはとても大事です!

部屋に掃除機をかけるついでにお布団もきれいに

部屋に掃除機をかけるときも、ついでにお布団にも掃除機をかけちゃいましょう。

生きているダニを吸い取ることは出来ませんが、それでもダニアレルギーの元となるダニの死骸やフンを吸い取れるのは大事なポイントです。

ダニの死骸やフン

ハウスダストや花粉対策にもなるので、花粉の時期は特に念入りに掃除機をかけている方も多いのではないでしょうか?

ダニ退治という意味だけでなく、敷き布団も掛け布団も、掃除機をしっかりかけるのは、とてもおすすめです。

ときどきやりたいお布団のメンテナンス

晴れたら天日干し/雨が降ったら布団乾燥機

残念ながら、たとえ真夏の炎天下に布団を天日干しをしても、ダニを殺せるような温度にはなりません。

ですが、布団が吸った湿気を飛ばして、ふっかふかのお布団が復活しますし、乾燥した環境はダニが嫌うものです。

それに、いわゆる「太陽のにおい」にも、ぐっすり快眠できるようなはたらきがあるようです。

快眠

(「太陽のにおい」の正体は、ダニの死骸などではなく、汗や皮脂が太陽光で分解された後のにおい)

また、土日しか干す時間がないとか(土日に雨が降っていたらもうだめ)、布団を干せる構造のベランダではないとか、梅雨の時期になかなか干せないというときに検討したいのが、布団乾燥機の利用です。

一台で一度に1セットの布団しか温められませんが、しめきった部屋にセットしてスイッチのダイヤルをひねるだけで、乾いた布団をお手軽に取り戻せます。

完全にキレイにしたいならプロにお任せ!

とは言っても自分で全て手入れするのは非常に手間も時間もかかります。何より布団の中からしっかり洗うためにはやはりプロの技術と機械が必須です。

出来れば年に1回はプロにお願いして、中からしっかり洗いましょう!

お店選びですが、家の近くのお店もいいですが、今の時代は宅配クリーニングを使えば日本全国の中から自分の希望にあったお店を選ぶことが出来ます。

しっかり使いこなして賢い家事をして行きましょう!

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