冠婚葬祭といった大切な場面で着用する「礼服」は、着る機会は多くありませんが一人一着は必ず持っていたいマストアイテムです。
今回は、そんな「礼服・喪服のクリーニング」を提供しているおすすめのクリーニング店と料金相場を紹介していきたいと思います。
礼服のクリーニング事情や料金相場、リーズナブルにクリーニング出来るお店から、保管方法・失敗しないお店選びのコツなど日常に役立つ情報もまとめていくので、是非参考にしてみてくださいね!
そもそも「礼服」とは!?
一般的に礼服は、お葬式、結婚式、入学式、式典など、冠婚葬祭全般で着用することができるフォーマルウェアのことをいいます。
お店によってはその種類によってクリーニング料金が変わるところもあるので、注意してくださいね。
※今回は和装は抜きで紹介していきます。
男性用の「礼服」
種類 | 着用シーン |
---|---|
モーニングコート | 結婚式の新郎 両家の父親 式典の主催者 葬式の喪主 |
燕尾服 | 格式高い結婚式 披露宴 観劇 |
タキシード | 結婚式 パーティー ”ブラックタイ”指定 |
ブラックスーツ | 慶事~弔事まで幅広く ほとんどの男性用礼装はこれ |
一般家庭でいうところの「礼礼服」のほとんどは慶事から弔事まで幅広く着こなせる「ブラックスーツ」、慶事用・弔事用と2着揃えている人も多いですよね。
礼服とスーツの違いは?
見た目がよく似ている礼服とビジネススーツですが、実は使われている生地もデザインも全く異なるものです。
簡単に言ってしまうと、礼服は「黒く無地で光沢感の少ない素材でできているもの」。
礼服の生地には上質なウールが使われており深い黒色、ビジネススーツは気軽に着られるよう、安価なポリエステルで作られており光沢感があるものが多いといった感じです。
当然クリーニングの際の扱いも変わってくるため、決してスーツ扱いでクリーニングには出さないようにしてくださいね。
女性用の「礼服」
種類 | 着用シーン |
---|---|
ブラックフォーマル | 弔事~慶事まで幅広く |
セレモニースーツ | 入学式・卒業式 七五三などお祝い 明るいイベント用 |
イブニングドレス カクテルドレスなど その他パーティードレス | 結婚式・パーティーなど華やかなイベント |
女性の場合、洋装の礼服は男性と比べると着用シーンがしっかり分けられています。
特にドレスはたとえ「正礼装」に位置づけられるものでも活用できる場が限られているので、「ブラックフォーマル」「セレモニースーツ」「ドレス」と全種類持ち揃えている女性も多いのではないのでしょうか。
※「ドレス」や「和服」の礼服クリーニングを考えている方は以下の記事を参照ください。
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正しい礼服クリーニングの頻度は?
「1回着たらクリーニング」
一般の洋服と違い、礼服は一回着たらクリーニングに出すのがベスト。
礼服の特徴は、急に必要になること。また、着用しないときは何年も着ない可能性があることです。
着用した直後は気が付かないような汚れでも、汗や食べ物の汚れは時間が経つと頑固なシミになったりカビの栄養となるリスクに溢れています。
特に食べ物のシミは一般的に油溶性の汚れが表面を覆い、その内部に水溶性の汚れ、タンパク質の汚れなどが含まれている状態です。
参考:リネット
これらの汚れは時間経過と共に生地に染み込んでいき、1か月以上放置するとかなり頑固なシミと化してしまうんです!
「次に着ようと思った時にカビやシミができて着られなくなっていた!」
そんなトラブルを避けるためにも「少し着たけど、全然汚れていないし、クリーニング代がもったいないからそのままクローゼットへ仕舞っておこう」というのは絶対NG!
例外としては、近しい人のお通夜・お葬式後の四十九日など、次回着用する時期がわかっているとき。
目立った汚れがなければ軽く手入れをして陰干しするだけで済ませるするだけで良いこともあります。
作りのしっかりした礼服は、しっかり手入れすれば5年~10年は着用できます。
人によっては、20年以上大事に着ている人もいるほどです
一度のうっかりで礼服をダメにしないよう、一度着用したらすぐにクリーニングに出すよう心がけましょう。
カビを発見したら即クリーニング店へ!
実は礼服は数ある衣類の中でもカビが生えやすいアイテムです。
カビが繁殖する条件は、主に4つ。
繁殖の条件
- 温度(25度~28度前後が活発に働きやすい)
- 湿度(80%以上で活発化)
- 栄養分(衣類に残った汚れ)
- 酸素
礼服は滅多に着る機会がないので、余計にカビが繁殖しやすいという訳なんです。
一度生えてしまったカビは、洗濯して一見綺麗になったように見えても繊維の内部奥まで根っこをはっているため、全て除去しないと何度でも発生してしまう厄介者!
カビの色自体も残りやすく変色してしまう恐れもあるため、プロのクリーニング店でしっかり洗ってもらうようにしてくださいね。
礼服クリーニングの料金と相場は?
それでは実際にダウンをクリーニングに出すとれくらいの料金がかかるのか、相場を確認していきましょう。
大手クリーニング店を中心に、専門店や宅配クリーニング店など複数店のクリーニング代金を種類別に調べてまとめてみました。
店名 | ジャケット | スラックス(ズボン) | スカート | ワンピース | タキシード・モーニング | 汗抜き(ウェット)加工 | 送料 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
店舗型 | 白洋舎※ | 3,400円~ | 1,550円~ | 1,050円~ | ー | 13,500円~ | オリジナル料金の50%増し | 1,600円~ (宅配の場合) |
ホワイト急便※ | 1,080円~ | 820円~ | 820円~ | 1,150円~ | ー | ー | ー | |
ポニークリーニング | 800円~ | 650円~ | 650円~ | 1,200円~ | ー | 不明 | ー | |
うさちゃんクリーニング | 891円~ | 550円 | 550円 | 1,419円 | ー | +330円~ | ー | |
宅配型 | ネクシー | 960円 (810円) | 660円(560円) | 660円(560円) | 1,300円 (1,130円) | 3,000円 (2,550円) | +1,300円 | 1,620円 (3,000円以上で無料) |
リネット | 950円 | 660円 | 660円 | 1,230円 | 2,630円 | +1,000円 | 会員の場合無料 | |
リナビス | 1点930円~1,550円 | +550円 | 無料 | |||||
プラスキューブ | 1点1,300円~1,700円 | 見積もり | 無料 |
【横スクロール可能】
種類別の料金が見れます。
クリーニング料金の相場ですが、ジャケットは1,000円弱・男性用礼服上下で1,500円~2,000円・スカートが700円~900円・ワンピースが1,200円前後といったところでしょうか。
正直高級クリーニングを謳っている「白洋舎」や仕上がりにこだわりを見せる「プラスキューブ」といったお店以外、大きな金額差はないようです。
おすすめの礼服クリーニング店
礼服クリーニングのお店を選ぶ際、意識して欲しいのは以下のポイントのどれを重視するか、または当てはまるかです。
お店選びの重視ポイント
- クリーニング代の安さ
- 汗をたくさんかいた・汚れ・カビなどのトラブル
- 複数の衣類(礼服以外も)を一緒にクリーニングに出したい
- ある程度仕上がりがキチンとして欲しい
※あてはまる項目をタップしてみてください。
料金の安さ重視!
やはりクリーニングの際一番に気になってくるポイントは「クリーニング料金の安さ」だという方がほとんどだと思います。
しかし礼服クリーニングの場合、高級クリーニングを意識した業者でない限りそこまで大きな金額差はありません。
この場合、大事なのは「1円でも安いところ」ではなく「安いけどある程度仕上がりのクオリティが保たれているところ」を選ぶこと!
また、店舗型の大手クリーニング店を選ぶ際は「ロイヤル扱い」に注意が必要です。
ロイヤル扱いとは、いざ店舗に持って行ってみたら「大事なお洋服なのでワンランク上のコース扱いになります」と追加料金が発生してしまうこと。
こうなると”せっかく持ってきたしちょっと高いけどこの値段でいいや…”と何だかんだ妥協してしまいがちですよね。
この場合料金設定が分かりやすく設定してあるお店や宅配型のクリーニング店を選ぶと失敗しずらいです。
大事なポイント
- ある程度仕上がりクオリティが高い
- 料金設定が分かりやすく追加料金が発生しない
リネット
「現代のライフスタイルに合ったクリーニング」を心がけているリネットでは、忙しい現代人に合わせた画期的なシステムが使いやすいと大評判になっています。
ジャケット | 950円→836円 |
スラックス | 660円→581円 |
スカート | 660円→462円 |
ワンピース | 1,230円→861円 |
タキシード・モーニング | 2,630円→1,841円 |
汗抜き加工 | +1,000円 |
送料 |
1,800円 |
リネットの特徴
- 初回限定20%OFFキャンペーンでリーズナブルにクリーニング
- さらにプレミアム会員登録(429円(税込))で初回送料無料&2ヶ月間無料会員お試し
- 「朝イチ便」「夜イチ便」など忙しい人にぴったりのサービスが豊富
リネットの一番の魅力は、現在初回20%オフ+初回送料無料のキャンペーンを行っていること!
初回のキャンペーンを使って申し込めば、ジャケットは836円、スラックスは581円と他にはない格安金額に!
プレミアム会員登録は最初の2ヶ月は無料体験、しかも無料体験期間中であっても解約可能なので、お試し感覚で申し込んでも損はありませんよ。
また、リネットは「現代のライフスタイルに合ったクリーニング」を心がけている宅配クリーニング店です。
現代の忙しい人たちのニーズを満たすため、AIを活用した早朝深夜の1時間単位の集配やコンビニ持ち込み、アプリの開発など次々革新的なサービスを取り入れており、口コミ・満足度共に非常に高い評価を得ています。
中でも人気高いサービスなのが「朝イチ便」と「夜イチ便」。
通常10時~21時のところ、集配・受け取り共に朝は6~10時、夜は21~24時まで延長、かつ1時間単位で指定可能と忙しい現代人にぴったりですね!
ネクシー
シミ抜きや毛玉取りといった無料オプションが豊富&仕上がりが良く、コスパも◎な宅配クリーニング店が「ネクシー」です
通常料金 | 会員料金 | |
ジャケット | 960円 | 810円 |
スラックス | 660円 | 560円 |
スカート | 660円 | 560円 |
ワンピース | 1,300円 | 1,130円 |
タキシード・モーニング | 3,000円 | 2,550円 |
汗抜き加工 | +1,300円 | ー |
送料 | 1,620円 (3,500円以上で無料) |
1,620円 (3,000円以上で無料) |
ネクシーの特徴
- 高いクリーニング・シミ抜き技術とコスパ◎のお値段
- リピート会員ならもっとお得にクリーニング&クーポンも豊富
- らくらくスマホ申し込み&コンビニ発送が便利!
ネクシーの特徴は、手ごろなお値段なのにレベルの高いクリーニング技術と毛取り・毛玉とり・ほつれ直し・ボタン留め・シミ抜きが無料で付く仕上がりの良さにあります。
特にシミ抜きは着物のシミ抜きの最先端を行く京都のシミ抜き技術を取り入れており、公式サイトでも「どんなシミでも、ちょとでも薄くなれば、落とせるのであれば、ありとあらゆる手を駆使してシミ抜きしています。」と紹介されています。
それだけでなく、ネクシーのクリーニングは洗剤メーカー・資材メーカーなどとタッグを組んでクリーニングの品質改善をしており、全品手仕上げをおこなってくれるハイクオリティもの!
・全品手仕上げ
・透き通る綺麗な溶剤を使用
・職人による丁寧な検品
また、月額料金(324円)がかかってしまいますが、「メンバーズコース」の会員になることで様々な特典が使えることもオススメポイントの一つとなります。
会員特典
- どんな衣類も会員割引が受けられる
- 毎回衣類返却時にサプライズクーポンがもらえる!
- 送料が通常3,500円以上で無料なところ3,000円以上で無料に
1回利用するだけなら必要ないかもしれませんが、リピート利用したり2点以上クリーニングに出す場合は割引された料金で月額料金の元が取れるので、ぜひ活用していきたい制度です!
汗・汚れ・カビの対応をして欲しい
・着用の際汗をたくさんかいて礼服に汗が染み込んでしまった
・食べ物や飲み物の汚れがついてしまった
・久しぶりにクローゼットから出したらカビが生えていた!
こんなトラブルが起こった礼服は、普通にクリーニングに出すだけでなくトラブルに対応したオプションを付ける必要があります。
先程も軽く触れましたが、汗や汚れは時間経過と共に落ちにくく頑固なシミへと変わっていきます。
カビも同様、落ちにくく残りやすい、加えて健康にまで被害が及ぶため、即急な対応が求められます。
大事なポイント
- 汗がたくさん染み込んだ=汗抜き加工・ウェットクリーニング
- 食べ物・飲み物の汚れがついた=染み抜きorウェットクリーニング
- カビが生えてしまった=カビ除去メニュー
リナビス【おせっかいクリーニング】
リナビスは、衣類のまとめ出しと保管・シミ抜きといった「おせっかい」な8つの無料サービスで最近話題になっている宅配クリーニング店です。
5点コース | 7,750円 | 1,550円/1点 |
10点コース | 10,700円 | 1,070円/1点 |
20点コース | 18,600円 | 930円/1点 |
汗抜き加工 | +550円 | ー |
カビ抜き加工 | +550円 | ー |
染み抜き | 無料 | ー |
送料 | 無料 | ー |
リナビスの特徴
- デフォルトでシミ抜き・毛玉取り・抗菌・シワ予防・毛玉防止・静電気防止・柔軟加工がついている
- 1着930円~で出せるパック料金制がお得
- 汗抜き加工・カビ抜き加工がリーズナブル
リナビスの大きな特徴は複数の衣類をパック料金で出せる「まとめ出し」にありますが、それだけでなくシミ抜き・毛玉取り・抗菌・シワ予防・毛玉防止・静電気防止・柔軟加工といったサービスがなんとデフォルトで付いている点も大きな魅力です。
1点930円~1,550円と少々割高に感じられるかもしれませんが、その分シミ抜きが無料ですし、カビ抜き・汗抜きといった加工実績が豊富なのでどんなトラブルにも最大限応えてくれる対応力は長年クリーニング工場を営んできた「リナビス」だからこその美点。
洗う際必ず職人の目が入り、生地への負担が少ない自然乾燥がデフォルトのクリーニング方法を採用しているので、仕上がりへの安心感も違いますよ!
仕上がりも重視したい!
礼服に限らずクリーニング店の金額を比べてみると、とても安い業者とそれに比べると”高い”と感じる業者があると思います。
相場より高いと敬遠されてしまいがちですが、料金が上がる分しっかりと手間をかけているため、こういったお店の「仕上がり」は格別に違います!
料金が高くなる理由
- 黒を際立たせるための専用プログラムで洗う
- 他の衣類とは別に個別洗い
- 型崩れしないような乾燥方法
- 上品なシルエットを演出する手仕上げ
礼服は式典や冠婚葬祭など身を引き締めて臨む場に着ていく衣類ですから、本来は安さ<仕上がりのお店に任せた方が安心です。
加えて丁寧にケアされた礼服は何年も綺麗なまま保たれるので、買い直す必要もなくコスパ面でもお得ですよ。
プラスキューブ
「プラスキューブ」は代表がアパレルの紳士服デザイナーをしていた経験をいかし、クリーニングに「デザイン性」をプラスしたサービスになっています。
5点コース | 8,500円 | 1,700円/1点 |
10点コース | 16,000円 | 1,600円/1点 |
20点コース | 26,000円 | 1,300円/1点 |
汗抜き加工 | 要見積もり | ー |
カビ抜き | 無料 | ー |
染み抜き | 無料 | ー |
送料 | 無料 | ー |
プラスキューブの特徴
- 元紳士服デザイナーによる生地を傷めず縮みも修復してくれるこだわりのクリーニング
- シミ抜き専任スタッフによる無料シミ抜きが凄い!
プラスキューブのクリーニングは、「洋服をできるだけ傷めず、新品同様に仕上げてほしい」といった想いのために
・アパレル会社が使用するプレス機で立体仕上げ
・お客様単位個別洗い
・静止乾燥
・徹底した溶剤管理と環境に優しい洗剤
・抗菌・消臭・帯電防止加工
といった数々のこだわりを持って洗い上げてくれる、利用者の「大事な衣類」に寄り添ったクリーニング方法が特徴です。
特に「個別洗い」は、他の人の服と一緒に洗って欲しくないと考えている方には嬉しいサービスですね。
また、プラスキューブのクリーニングの大きな特徴として、専任スタッフによる無料のシミ抜きが挙げられます。
先程も触れた「黄ばみ」や「黒ずみ」はもちろん、インク汚れやワイン、血液といったシミであっても対応可能。
色が抜けてしまっていても染色補正で抜けてしまった色を補正してくれるので、新品同様の仕上がりにしてくれますよ!
他の衣類と一緒に「まとめ出し」したい
どうせクリーニングに出すなら季節ものの衣類も一緒に出したい、あわよくばセットで安くなって欲しい。
そう考えているなら、ぜひ「パック料金制度」がある宅配クリーニング店を利用してみてください!
パック料金とは、宅配クリーニングにおいてのメニューの一つで「上限点数が決まっている詰め放題」のことをいいます。
アイテムの種類に関係なく料金が決まっているため、コートやドレスといった一点あたりのクリーニング料金が高いアイテムを詰めるほどお得になるシステムです。
特に「コート」や「ダウン」、「ドレス」「制服」といった単価が高いアイテムほどお得にクリーニングが可能となっています。
よく街中で見かける大手のクリーニング店舗ではまず使えないサービスなので、是非この機会に宅配クリーニングを検討してみてください!
リナビス
リナビスは、衣類のまとめ出しと保管・シミ抜きといった「おせっかい」な8つの無料サービスで最近話題になっている宅配クリーニング店です。
5点コース | 7,750円 | 1,550円/1点 |
10点コース | 10,700円 | 1,070円/1点 |
20点コース | 18,600円 | 930円/1点 |
汗抜き加工 | +550円 | ー |
カビ抜き加工 | +550円 | ー |
染み抜き | 無料 | ー |
送料 | 無料 | ー |
リナビスの特徴
- デフォルトでシミ抜き・毛玉取り・抗菌・シワ予防・毛玉防止・静電気防止・柔軟加工がついている
- 1着930円~で出せるパック料金制がお得
- 自然乾燥がモットーだから生地が傷まない
リナビスの大きな特徴は、衣類をクリーニングに出すほど1点あたりの料金が安くなる「パック料金」制度が取り入れられていることです。
先程も触れましたが、この制度はアイテムの種類に関係なく料金が決まっているため、礼服・ダウンやコート、ドレスといった一点あたりのクリーニング料金が高いアイテムを詰めるほどお得になるシステム。
詰める衣類の点数も5点、10点、20点と少量~大量まで選べるため、ニーズに合わせた「まとめ出し」が可能な点も大きな魅力です。
加えて、リナビスではシミ抜き・毛玉取り・抗菌・シワ予防・毛玉防止・静電気防止・柔軟加工といったサービスがなんとデフォルトで付いているんです!
さらにリナビスのクリーニングの特徴として、他の店舗では「手間」とされやすい自然乾燥や手作業をモットーとしている点が挙げられます。
洗う際必ず職人の目が入り、生地への負担が少ない自然乾燥がデフォルトのクリーニング方法を採用しているので、仕上がりへの安心感が違いますよ!
礼服クリーニングにかかる日数や時間は?
急な式典や葬儀など、礼服は突然必要になるもの。
そんな時は出来るだけ急ぎで礼服を仕上げてもらいたいところですが、店舗型クリーニング店・宅配クリーニングどちらも仕上がりには多少時間がかかります。
店舗型のクリーニング | 最短翌日~3日ぐらい |
宅配クリーニング | 最短翌日~7日ぐらい |
もちろん翌日仕上げ(条件によっては即日)を売りにしているお店もありますが、素早い作業を求めるとどうしても仕上がりが疎かになりがちなので、正直あまりオススメはできません。
「どうしても即日、遅くても翌日仕上がりがいい!」
という方は、店舗型・宅配型それぞれ最短翌日仕上げなお店があるので参考にしてください。
礼服を保管する際のポイント
礼服を押入れの中で保管する際は、湿度や害虫などに気を付けましょう!
気を付けるポイント①:通気性の良い不織布カバーをかけて保存
礼服は、クリーニング店のビニール袋を外して不織布カバーをかけ、他の洋服と離して保存しましょう。
不織布というのは、使い捨てマスクなどにも使われる通気性の良い布です。湿気がたまらないため、防カビに効果があります。
礼服購入時に付属している洋服カバーをそのまま使うのではなく、両面不織布の洋服カバーをかけて保管しましょう。
特に梅雨は、クローゼットにたまる湿気は想像以上。
水分を吸うタイプの除湿剤を入れておくと、コップ4~5杯分の水が溜まるほどです。
梅雨のクローゼットや押入れには、カビが生えないほうがおかしいというほど湿気が溜まるんです。
クリーニング店から戻ってきてビニール袋に入ったままの礼服は、ある程度の湿気を含んでいます。
さらに、クローゼット内の他の衣服と少し離すことで、より湿気をたまりにくくします。
気を付けるポイント②:無臭系防虫剤を1種類だけ使う
礼服の防虫には、無臭系防虫剤を1種類だけ使うのがベスト。
服の虫食いは、カツオブシムシやイガ、コイガが原因。
これらの虫は天然素材が大好きです。安い化学繊維よりも、高価な布を好んで食べるんですね。
そこで必要なのが防虫剤。
防虫剤をクローゼットにしかける場合、ナフタリン系とパラジクロロベンゼン系の防虫剤を同時に使うと化学反応が起きて防虫剤が溶け、洋服を防虫剤で汚してしまうことがあります。
また、ナフタリン系は直接手で触ると皮膚が赤く腫れたり炎症を起こすことがあります。
パラジクロロベンゼン系は昔トイレの防臭剤として使われていたもので、塩素の化学作用が強すぎるため衣服が変色してしまうケースがあるので注意が必要ですよ。
防虫に有効であると同時に、人間は少量のピレスロイドを体内で分解できることがわかっています。
大手メーカーの商品で言うと、ミセスロイド(白元)、ムシューダ(エステー)、ゴンゴン(大日本除虫菊)などがピレスロイド系の防虫剤です。
礼服をクリーニングに出す前の注意点は?
それでは、最後に礼服をクリーニングに出す前の注意点をご紹介していきます。
- ポケットに入ったままのものがないか
- 汚れの状態を確認
- ほつれている場所はないか
- 付属品の確認
- 保管サービスはなるべく避けよう
ポケットの中身を確認
腕時計や家の鍵など、礼服に限らずポケットに入れっぱなしになっていたアイテムはクリーニング店でも毎年話題につきません。
ポケットに入れっぱなしになっていたからといってそのまま洗われてしまう、なんてことはありませんが、100%手元に戻ってくる保証があるわけでもないので、クリーニングに出す前にはポケット内は軽く確認しておくようにしましょう。
トラブル防止:クリーニングに出す前に記録をつけておこう
クリーニング業界のトラブルの中でもで多いのが、「クリーニングに出した後の衣類の状態」。
クリーニングに出す前からあったのか、出してから起こったのか明確に把握するためにも、クリーニングに出す前の衣類の状態は出来るだけ記録に取るようにしましょう。
紛失トラブル防止にもなって一石二鳥ですよ。
長期保管サービスはなるべく避けよう
礼服の場合は長期保管サービスの利用は避けましょう。
めったに着ない礼服を預かってくれるサービスは便利ですが、急に必要になるのが礼服。
クリーニング店の休みの日には対応してもらえませんし、宅配便で送ってもらう場合にも遅延が発生するケースがあります。
おすすめ!
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