ホットカーペットを長持ちさせるには、正しい頻度で手入れを行うことがとても大事です!
今回は、ホットカーペットをきれいにキープするお手入れ方法や、お店にクリーニングに出す頻度や料金相場、クリーニングにかかる日数などをご紹介していきます!
ホットカーペットをクリーニングするべき頻度は?
ダニが発生するのは梅雨や夏だけだと思っていませんか。ダニは、気温が20~30度、湿度が60~80%、そしてエサがあればどこにでも発生します。
冬の室内は、ダニの大好物であるホコリや人のフケやアカはもちろん、暖房器具や加湿器の使用、外気と室内の温度差で発生する結露など、ダニにとって快適な場所なんです。また、高温多湿を好むカビにとっても繁殖しやすい環境でもあるのです。
特に、ホットカーペットは床との間に生じる結露も加わり、ダニやカビの繁殖を招きます。ダニの寿命は3ヶ月。ダニの死骸やカビの胞子をそのまま放置すれば、呼吸器系のアレルギーや皮膚疾患など健康を脅かしかねません。
足の裏から出る汗や皮脂汚れや、こぼした飲み物のシミなどは、取り除いたつもりでも、繊維の奥に浸み込んで雑菌が繁殖。雑菌をエサとするダニやカビを更に増殖させてしまいます。
ほとんどのホットカーペットは自宅で丸洗いできません。表面の掃除だけでは限界があります。家族の健康を守るためにも、また、ホットカーペットをキレイな状態で長持ちさせるためにも、定期的にクリーニングに出すことをおすすめします。
ホットカーペットをクリーニングに出す頻度は、1年に1回が理想的です。季節の変わり目がベスト。次に使う来シーズンまで清潔に保管することができます。
洗浄が早いほど落ちやすくなるので、シミが広がり汚れが目立つようになったら、すぐにクリーニングに出すようにしましょう。
ホットカーペットを長持ちさせる、普段のお手入れ方法は?
普段からケアしておけば、大切なホットカーペットを長く使うことができます。
ケア方法①:こまめに掃除機をかける
コームかブラシで毛の流れに逆らうようにブラッシングしてゴミを浮かせます。繊維に絡んだ髪の毛はゴム手袋で軽くなでればキレイに取れますよ。
ゴミを浮かせたら、次に掃除機をかけていきます。コツは毛並に逆らうようにゆっくりかけること。繊維の奥に隠れているゴミも吸引してくれます。縦向き、横向きと方向を変えながらしっかりかけましょう。
重曹を使うと効果的です。ホットカーペット全体に重曹を振りかけて一晩ほど置きます。あとは掃除機をかけるだけ。重曹にはゴミを吸着するだけでなく汚れや臭いを分解する働きがあるんです。
ケア方法②:ダニ退治機能やスチームアイロンを使う
ダニは暗い場所を好む習性があるので、1時間ほど部屋を暗くしてダニが表面に出て来るのを待ちます。 次に、ホットカーペットのダニ退治機能を使ってダニを死滅させていきます。
ホットカーペットを広げたままでは、隅の低温部分に逃げて隠れてしまうのでダニは死滅しません。
まず、ホットカーペットの裏面を外側にしてくるくる巻いて紐で軽くしばってください。次に、電源スイッチを入れてダニ退治に設定。
熱が逃げないように布団などカバーをかけて1~2時間ほど置きます。アレルギーの原因になるので、終了したらすぐにダニの死骸を掃除機で取り除いてください。
ダニ退治機能がついてないホットカーペットの場合は、スチームアイロンが有効です。ダニは「60度の熱で一瞬で死滅」すると言われています。
一般的なスチームアイロンの蒸気は100度。スチームアイロンはダニを瞬殺する抜群のアイテムなんです。
ホットカーペットの表面が熱で焦げないよう少し浮かした状態で隅から隅までゆっくりと当てていきます。心配であれば、湿ったタオルをホットカーペットの上に置いてください。
タオルの上からでも熱は奥まで浸透していきます。終わったら掃除機をかけることを忘れずに。
ケア方法③:除菌・消臭スプレーをする
掃除の後は、仕上げに市販の除菌や消臭効果のあるスプレーを使用しましょう。雑菌の繁殖を防ぎ、臭いの元を分解して取り除いてくれます。快適な生活のためにも、定期的に除菌・消臭スプレーするようにしてください。
家でクリーニングは出来るの?
洗濯表示に水洗いマークがあれば可能です。バツ印がついている場合は、家で洗濯することはできません。カバーだけ洗えるようになってるタイプもあるので注意しましょう。
洗濯機で洗う場合は、まずコントローラーを本体から外して、本体プラグを内側に包み込み屏風たたみにしてから洗濯ネットに入れてください。
30度以下のぬるま湯に中性洗剤を入れて「毛布洗いコース」に設定。柔軟剤を使用すると静電気を防止してくれます。すすぎ終わったら脱水は30秒~1分で切り上げるようにしましょう。
脱水が終わったら、風通しの良い場所で陰干しをします。乾燥機は故障の原因になるのでNG。プラグの部分がしっかり乾いてるのを確認してから取り込むようにしてください。
洗濯機で洗えない場合は、手洗いか踏み洗いになります。浴槽にぬるま湯をはって中性洗剤を溶かした後、ホットカーペットを入れて優しく押し洗いします。汚れが酷いときは、30分~1時間ほど浸け置きしてから洗うようにしてください。
洗い終えたら、シャワーで洗剤を落としていきます。柔軟剤を使用する場合は、浴槽にきれいなお湯をはり柔軟剤を溶かしてから浸すようにしましょう。
お湯はホットカーペットがひたひたに浸かる程度の量で良いです。押したり持ち上げたりしながら生地の中まで浸透させていきます。水切りをしたら、風通しの良い日陰でしっかり自然乾燥させましょう。
丸洗いできないホットカーペットは、表面の拭き掃除になります。固く絞った濡れタオルでホットカーペット全体を水拭きします。汚れがひどいときは、中性洗剤を薄めたぬるま湯を使用すると落ちやすくなります。初めは毛並に沿うように次は毛並に逆らうように拭くのがコツ。
最後は、きれいな水に浸したタオルで、洗剤のヌメリがなくなるまで拭いていきます。柔軟剤を薄めたお湯に浸したタオルでたたくように染み込ませると、ふわふわでなめらかな仕上がります。
最後は乾いたタオルで水分を拭き取れば終了。風通しの良い場所を選んで陰干しをしてしっかり乾燥させましょう。
とはいえ、ホットカーペットは家電なので、洗濯によって故障し通電できなくなる可能性もあります。また、表面の拭き掃除だけでは、繊維の奥まで染み込んだ汚れまで除去することができません。
雑菌やダニ、カビが繁殖し温床となるリスクもあるのです。クリーニング業者であれば、洗濯不可のホットカーペットでも丸洗いしてくれます。ホットカーペットを清潔に長持ちさせるためにも、定期的にクリーニングに出すことをおすすめします。
ホットカーペットの保管方法は?
ホットカーペットを押入れの中で保管する際は、湿度や害虫などに気を付けましょう!
気を付けるポイント①:汚れや湿気を取り除いてから保管する
保管中に害虫やカビ、ダニが発生しないように、汚れやホコリをキレイに取り除いてから保管するようにしましょう。天気の良い日に陰干しをして、しっかり乾燥させることも忘れずに。
できれば、保管する前にクリーニングに出すことをおすすめします。
ロール状に巻くか、銅線が破損しないよう取扱い説明書に従ってたたんでください。不織布などの収納袋に入れて通気性の良い場所に保管するようにしましょう。
湿気のたまりやすい場所には除湿剤を置くと効果的です。
ナフタリンなどの防虫剤を使用するとコントローラを破損させ火災の原因になることもあるようなので、取扱い説明書の注意書きをしっかりチェックするようにしてください。
気を付けるポイント②:ダニやカビ回避に保管サービスを利用する
ホットカーペットの保管には、空調設備の整った保管サービスを利用することをおすすめします。保管期間は6~8ヶ月。
クリーニングサービスの料金内で無料で提供しているところもあれば、有料オプションとして提供してるところもありさまざま。ダニやカビ、虫食いなどから守るために真空パックして保管してくれるところもあります。
クリーニングに出した際は防ダニ・防カビ加工オプションをつけると保管力アップ
ホットカーペットはフローリングとの間に結露が生じるため湿気がこもりやすく、25~45度といったカビやダニが好む環境が整っています。
クリーニングをしてもすぐにダニやカビが繁殖する可能性があるのです。効果が持続してる間はダニやカビを寄せ付けません。
クリーニングするときは、防ダニ・防カビオプションの利用をおすすめします。
ホットカーペットのクリーニングにかかる料金相場はどれぐらい?
ホットカーペットのクリーニング相場は1帖あたり1500~2000円で、カバーが1200~1700円。パイルがある場合はプラス数百円になります。オプションをつければ1帖あたりプラス500~1000円。
宅配クリーニングの場合は、送料が別料金のところもあるので、その場合は本体とカバーをセットにするか、本体を数枚まとめて依頼すれば1件あたりの送料を安く抑えることができます。
意外な落とし穴?ホットカーペットをクリーニングに出す際の注意点
ホットカーペットは家電なので、クリーニングで故障してしまう可能性があります。タグや取扱い説明書に目を通しクリーニングが可能かどうかしっかりチェックしましょう。
その上で、正常に通電しているか確認し、コントローラーなど外せるものは外しておきます。
クリーニング業者によってはカバーのみしか受け付けてないところもあるため、事前に問い合わせるようにしてください。
ホットカーペットはサイズも大きく重量があるものなので、宅配クリーニングの場合は、送料が高額になることもあり、場合によっては新しく買い直したほうが安く済んだということも。
トラブル回避のためにも、しっかり確認するようにしましょう。
ホットカーペットをクリーニングに出した際にかかる日数は?
ホットカーペットのクリーニングにかかる日数は2週間~1ヶ月。オプションを追加したり汚れがひどい場合はそれ以上かかることもあります。
クリーニング期間が長いので、ホットカーペットを使用しなくなる衣替えのタイミングで、クリーニングに出すことをおすすめします。
クリーニング後の注意点
仕上がりに問題がないか確認しておきましょう!
クリーニングから戻ってきたら、汚れやシミはキレイになっているか、破れやほつれはないか、電源を入れてみて正常に通電しているかを確認してください。
万が一、ホットカーペットに損傷があった場合は、クリーニング事故賠償制度の範囲内で、経過年数に応じた補償を受けることができます。
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