リナビスといえば、60年の歴史を誇る老舗の宅配クリーニング屋さん。
”カンブリア宮殿”で紹介されたこともあり、現在テレビやSNSでも人気のお店ですよね。
しかしそんなリナビスについてネットで調べてみると、「最悪」「紛失」「トラブル」「苦情」と心配になるワードがちらほら…。
そこで今回は、リナビスのマイナスの口コミの中でも一等気になる『紛失』について調べ、まとめていきたいと思います。
大事な洋服が紛失!?実際の口コミをまとめました
まずは実際にリナビスの宅配クリーニングを利用して衣類が紛失してしまった!という方の口コミを集めてみました。
参考:https://minhyo.jp/rinavis
子供の学校用のコートが戻ってこなかった!
詐欺に近い対応でした
20点パックを利用しました。子供の制服も入っていた為、衣替え前に引き取りの日付を指定してましたが、1点予定が間に合わないものがあるとメールがあり先に19点が戻ってきてました。
残りの1点についてはそこから1ヶ月たっても連絡すらもらえず、どうなってるのか問い合わせしたらすぐに答えていただけず、「おかしくないですか?」と何度かのやり取りの後、リビナスの役員さんから電話があり今度は「最初から19点しか預かっていません」とかなり高圧的な態度で連絡ありました。
戻ってきていない子供の学校用のPコートの色やデザインを伝えて探して欲しいと申し出ましたが預かってませんと一点張りで対応していただけず、自分で同じものをまた購入することとなりました。
この口コミでは、どうやらお子さんの学校用のPコートが戻ってこなかったようですね。
その上「最初から預かっていない」と押し切られ、結局自身で買い直す形になってしまったとか…。
単調なメールで「紛失しました」のみ…
仕上がりも対応も最悪です。口コミが良かったのでお願いしましたが、結果最悪でした。
返却予定日を過ぎても全然連絡がなく、こちらから連絡したら一週間後位に「紛失しました」と連絡がメールで来ました。
電話は一切なく、メールのみでした。
書かれてる方もいらっしゃいましたが、なんの誠意もなく、ただの業務メールが来るという感じです。
返信もすぐではなく、一週間位空きます。
こちらでは、至極あっさり「紛失しました」という簡素なメールが送られてきただけという悲しい内容に。
これが本当ならば誠意のかけらも感じられませんね…。
紛失時の対応も不誠実!
二度と利用しません。
季節保管を利用しましたが、本当に最悪最低でした。
希望届け日から少し遅れるとのメールが来て、2週間音沙汰なしだったので、こちから連絡すると、まだ一点仕上がっていないのでそれ以外だったらすぐに届けられるとのこと。仕方ないので、一点残して届けてもらいました。
その後、2週間経ってもさらに音沙汰なし。再度こちから連絡すると、まだ仕上っていないと言われ、数回メールやり取りしてみると、実は紛失している可能性があるとのこと。
見つかるまで探すので待ってほしいと言われ、さらに2週間待つことに。
この間ずっと電話対応はしてもらえず、メールやり取り。そちらから電話してほしいというと、電話対応はしていないと断られました。全く違う方の洋服の写真を見せられて、こちらですか?というトンチンカンな質問もありました。
怒りを通り越して呆れてしまい、もう見つからないようなので、賠償の方向で話を進めると、弊社の賠償基準だから目を通して必要事項を返信しろとのメールが。なぜに上から物を言われないといけないのかと思いながら、必要事項(購入価格・時期など)を返信しました。
賠償額を計算したので振込先を教えてほしいと連絡が来たので、確認してみると紛失ではなく、汚してしまった際の賠償計算をされていて、その差額3万円ほど…。計算が間違っていると指摘すると、お客様の計算額で振り込みましたと悪びれる様子もない対応。
呆れてしまうほど稚拙な対応でしたので、電話するなり謝罪文送付するなり、形を見せて欲しいというと、すでにメールで謝罪していると言われ、それ以降返信はなし。本当に本当に最悪でした。同じ被害をされる方がこれ以上出ませんように。
紛失から賠償まで細かな流れが見える口コミですが、これもまた対応がずさんですね。
もともとトラブルやクレームが多く「クレーム産業」と呼ばれるクリーニング業界とはいえ、「紛失」は恐ろしいもの。
これらの悪い口コミも本当かどうか確認するすべはありませんが、こういう発言があることもまた事実です。
ではここからが大事な点ですが、実際に「紛失」が起きた際リナビスはどのような対応を行っているのでしょうか?
紛失時のリナビスの対応は?
リナビスでは預かっている衣服を破損・紛失してしまった時のために賠償するためのシステムが整えられています。
リナビスの賠償時のシステム
クリーニング業界には全国クリーニング環境衛生同業組合連合会と呼ばれる業界団体があり、クリーニング事故賠償基準と呼ばれるルールが設けられています。
リナビスではそのクリーニング事故賠償基準に基づいて賠償が行われます。
また賠償金額に対しても破損・紛失してしまった衣服の購入時からの経過月数に対応した補償割合が定められているようです。
※公式サイトより経過月数に対応する補償割合
紛失を避けるためにリナビスが実施していること
そもそも紛失を避けるため、リナビスも何もしていない訳ではありません。
リナビスの対策
- クオリティー重視のため予約が殺到した場合は受付を終了
- 日本唯一となる自動ソーター装置を導入
特に2019年2月には日本唯一となる自動ソーター装置(洋服の位置をデジタルに管理する装置)はおよそ9,000万円かけて宅配クリーニング専用の工場に導入したとのこと!
クリーニング業界はどうしてもクレームの声が大きくなってしまう業界です。すべての悪い口コミを信じてはいけませんし、お店側のミスが無くなる事はないでしょう。
ユーザーとしてお店を選ぶ際は、ミスが起きた際でもなるべく誠意のある対応をしてくれるお店を見つける様にしたいですね。
仮に紛失してしまった場合、どのように対応すべき?
では仮にクリーニングしてもらった際に、「紛失した」という知らせが来た場合はどのように対応していけばいいのか見ていきましょう。
①電話だけでなくお問い合わせフォームからも連絡してみる
「紛失」したというメールが来た場合、思わず電話で詳細を聞きたくなってしまうとは思いますが、電話だけでなくお問い合わせフォームからも連絡するようにしてみてください。
電話だと繋がらないこともあり不安になるかもしれませんが、メール(お問い合わせフォーム)であれば文面で残すことができるメリットがあります。
②補償(賠償)のための証拠をきちんと用意する
口コミでもありましたが、「衣類のクリーニングをお願いした」という決定的な証拠がないと最悪泣き寝入りするはめになります。
配送伝票や注文依頼メールなどは常に残しておくようにしましょう。
また、依頼した衣服についての詳細や状態もメモしたり写真を撮っておくと確実ですよ。
③中々対応が進まない場合は消費者センターに連絡を!
中々賠償について話し合いが進まない・連絡がこない場合は、消費者センターに連絡し対応について相談をいれましょう。
また、国民生活センターに設置されている「ADR(裁判外紛争解決)機関」を利用するのも一つの方法です。
これらはあくまでも最悪の時の対応ですので、基本的にはお店と話しあって、納得のいく形になることが殆どだと思います。
私がリナビスを実際に使った際は特に問題ありませんでしたが、どうしても気になる方は公式HPをじっくり読む・お店に電話で相談してから利用するかどうかを決めてもいいかもしれませんね。
リナビスの相談電話番号:050-3628-4810