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帽子のクリーニングの頻度は?型崩れさせず帽子を省スペース保管する方法

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帽子を長持ちさせるには、正しい頻度で手入れを行うことがとても大事です!

今回は、帽子をきれいにキープするお手入れ方法や、お店にクリーニングに出す頻度や料金相場、クリーニングにかかる日数などをご紹介していきます!

今流行の宅配サービスの中で、おすすめのお店情報も調べてみました!

帽子をクリーニングするべき頻度は?

帽子のクリーニングは3ヶ月使ったら1回程度クリーニングすると良いでしょう。

帽子は特定の季節だけ使って、あとは8~9ヶ月保管という使い方をすることが多いです。

例えば麦わら帽子なんかは夏にしか使いませんし、ウールのニット帽を使うのは冬だけですよね。

保管直前に一度クリーニングに出すと良いでしょう。

季節の変わり目、衣替えの季節にクリーニングする、と覚えておきましょう。

帽子の汚れの中で、特に気になるのは汗ジミです。

放置すると、白く塩分が浮いたり、黄ばんだり、いくら乾かしても湿ったような油が染みたような状態になります。

帽子を長持ちさせる、普段のお手入れ方法は?

普段からケアしておけば、大切な帽子を長く使うことができます。

今回は家で出来る簡単なお手入れ方法をご紹介していきますね。

ケア方法①:ブラッシングで帽子のケア

水洗いできないタイプの帽子は、ブラシでホコリやゴミを落としましょう。

洋服ブラシを流用しても良いのですが、帽子専用のブラシが販売されています。

例えば、ドイツ製レデッカー(Redecker)社の帽子ブラシは、帽子の丸みに合わせて柄をカーブさせています。

そのため、帽子の繊維の隙間に毛先ががっちりフィットし、隙間に溜まったゴミやホコリを掻き出しやすいんですね。

天然素材の豚毛を使っているため、静電気が起こりにくく、ホコリを取りやすい点もポイントです。

よく聞く手段として、ホコリ取りに粘着テープを使うと、粘着素材が帽子側に移り、ホコリがつきやすくなってしまうので注意です。

応急処置としては良いのですが、長い目でみると地道にブラシで手入れしたほうが良さそうですね。

また、帽子をたくさん持っているかたは、黒っぽい帽子ケア用と、白っぽい帽子ケア用でブラシを分けると良いでしょう。

ケア後にブラシについた帽子の繊維が、別の色の系統の帽子につくと目立つためです。

ケア方法②:汗ジミ対策

帽子の汗ジミの代表選手が、キャップタイプの帽子の額部分周辺に白く結晶化する汗ジミ。

「塩を吹いている」とよく言いますね。

実はあの塩を拭いた汗ジミは、意外とすぐに取れます。

やっかいなのは、乾かしても湿っているように見えるシミ。

漂白処理や温水を使わないと落ちないため、クリーニング店に依頼するのが無難です。

汗自体を防ぐには、帽子用テープ(ハットライナー)が便利。

帽子の内側(スベリ部分)につける汗取りパッドのようなもので、帽子に汗が染みこむのを防ぐことができます。

女性の場合は、ファンデーションが帽子につくのを防げるのもポイント。

また、汗が流れるのを防げるため、化粧崩れ対策に使う女性もいるようです。

ケア方法③:ニオイ対策

水洗いできない帽子は、ニオイも気になります。

まずは、帽子のスベリ部分を固く絞ったタオルで拭きましょう。

内側に乾いたタオルを当て、中性洗剤を10倍に薄めた液に浸したタオルを固く絞ったものを帽子の外側から内側のタオルに向かって叩きます。

内側の乾いたタオルに汚れを移すように落とすんですね。

仕上げに、消臭スプレーを帽子の内側からかけましょう。

素材によっては消臭スプレーで変色するケースもあるため、まずは目立たない箇所で試すと良いでしょう。

帽子の表側から、直接消臭スプレーを噴射してはいけません。

家でクリーニングは出来るの?

帽子の洗濯表示にもよりますが、織布(しょくふ)素材の帽子は、家庭で洗濯できるものがあります。

デニム地やサファリハットなど、アウトドア使用の型崩れしにくいタイプですね。

それ以外の、中折れ帽子やフェルト帽子、キャップ(野球帽タイプの帽子)はほとんどが水洗い不可。

無理やり水洗いすると、ボコボコに型くずれしてしまいます。

出来るだけプロのクリーニング店に依頼するのが良いでしょう。

また、麦わら帽子は水に極端に弱く、クリーニングさえ受付不可なお店もあります。

帽子の保管方法は?

帽子を押入れの中で保管する際は、湿度や害虫などに気を付けましょう!

カビや虫食いの被害に合わないためにも、下記のポイントをしっかりケアしてくださいね。

気を付けるポイント①:中折れ帽子は逆さに保存

中折れ帽子は、クラウン(頭頂部分)が型くずれしないよう、細心の注意を払いましょう。

クラウン部分が型崩れすると、元の状態に戻すのは不可能です。

壁や帽子掛けにかけるとクラウンが型くずれし、平置きするとツバ部分(くるん、と丸く型がついている箇所)が型くずれします。

実は、中折れ帽子はクラウン部分を圧迫しないよう、逆さに保存するんですね。

ハット専用の収納箱が市販されています。

ハット専用収納箱(白)|帽子通販 紳士ブランド専門店「時谷堂百貨」

ちなみに厚紙で自作もできます。

厚紙をクルッと巻いて円筒を作り、帽子のクラウン部分を筒にスポッと逆さまに入れるんですね。

キャップや麦わら帽子など、平置きが適した帽子をコンパクトに保存するには、ニューエラ(NEW ERA)の公式キャップストレージが便利。

ニューエラは、人気のキャップを多数リリースしているメーカーです。

ニューエラ公式|キャップストレージ ブラック(One Size): キャップアクセサリ

クローゼットのハンガーを掛けるパイプに吊るすことができる帽子の保管ボックスです。

4つの帽子を保管することができ、見栄えも上々。使わないときは折りたたむことができます。

それほど型くずれを気にしなくて良い帽子なら、ジョイント連結タイプの帽子ハンガー(サークルハンガー)が便利です。

縦方向に連結できるので省スペースですし、帽子の内側を丸くキープして掛けられる輪(サークル)がついています。

通販で、一つ500円ほどで買えます。

気を付けるポイント②:防虫対策

季節ものの帽子は、長期間保管することになるため、防虫対策にも気をつけましょう。

特に天然素材(綿、コットン、シルク、麦わら)は、虫食い(カツオブシムシ、イガ、コイガ)の大好物。

帽子の収納箇所に防虫剤を設置しましょう。

クリーニングに出した際は汗抜きオプションをつけると保管力アップ

クリーニングのオプションで、汗抜きを付けると良い感じになりますよ!

帽子をクリーニングに出したくなる理由が汗ジミ。

ところが、汗ジミはドライクリーニングでは落ちません。ドライクリーニング後、汗は70%残っているというデータもあるほど。

そこで、汗ジミを取る目的で帽子をクリーニングするなら、汗抜きオプションを合わせて指定しましょう。

油水同時処理で、油系の汚れも、水溶系の汗ジミも同時に落としてくれます。

帽子のクリーニングにかかる料金相場はどれぐらい?

一般の帽子なら、500円~1,000円程度。手間のかかる中折れ帽でも、1.5倍程度の値段です。

革・毛皮素材が一部、または全部に使われている場合は料金が跳ね上がります。

また、麦わら帽子は取扱しているお店自体が少なく、かなりの高額。ブランドの麦わら帽以外は、買い直しができるほどの値段設定です。

また、ブランド帽子(NEW ERA、YOSHINORI KOTAKE、SUPPREME、CHRME HEARTSなど)は別料金設定しているお店もありました。

ブランド帽子のクリーニングを依頼するには、クリーニング実績があるかどうか、料金表にブランド名が記載されているかなどをチェックしてから依頼すると良いでしょう。

例えば、クリーニング工房ホワイトというお店では、料金表に帽子のブランド名が明記されています。

以下の料金は、白洋舎、ポニークリーニング、洗宅倉庫、クリーニングほんま、リネット、クリーニング工房ホワイトほかを対象に調査しました。

種類 料金
ニット帽子 490円~680円
キャップ 500円~650円
ツバつき帽子(中折れ帽) 900円~1,500円
ベレー帽 750円~900円
麦わら帽子 3,800円~4,500円
革の帽子 3,200円~6,000円

意外な落とし穴?帽子をクリーニングに出す際の注意点

帽子の種類に注意です!

帽子によっては、クリーニング対象外のものがある点です。

例えば、パナマ帽、テンガロンハット、ウェスタンハット、シルクハット、麦わら帽子などは受付不可なケースがあります。

また、偽ブランド品は脱色や型崩れのリスクがあるため、本物と確認できない場合は、受け付けてもらえません。

帽子をクリーニングに出した際にかかる日数は?

即日(お急ぎ便)~2週間程度。

素材やオプションにより、クリーニングにかかる日数が変わってきます。

クリーニング後の注意点

仕上がりに問題がないか確認しておきましょう!

型くずれしていないか、シミ抜き指定した場合はシミが取れているかを確認しましょう。

仕上げ後、一定期間に申し出れば無料で再仕上げをおこなう店もあります。

クリーニング前後を比べたい場合は、事前にスマホの写メで帽子を撮影しておいて仕上がりと比べましょう。

おすすめ!

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リコーベ(recobe)

10点パックがコスパ良し!

リコーべ

使い方のポイント

  • ダウン、コート、ワンピース、学生服など何でも10点で9,500円の高コスパ料金設定!
  • しかもYシャツや子供服は3枚で1点分のカウントで使いやすい!
  • ファミリープランなら、衣類の他にマットや毛布も一緒にクリーニングOK

リコーベならダウンなどの単価が高いアイテムを含めて、色んな組み合わせができるので他のお店よりも家庭ごとに合わせた使い方ができます。

ダウンやコートでも1点1,000円程度でクリーニングできるのは非常にコスパが良いですね。

リコーベの枚数カウント表

普段使いから衣替えの時期まで幅広く使えるお店ですが、唯一の注意点は、職人さんの手作業があるため受けれる注文に限りがある点。

シーズン時は混み合いますので、お申込はなるべく早めがです!

 

リネット(lenet)

業界最大手リネット

リネットの公式画像

リネットの特徴まとめ

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リナビス

おせっかいクリーニングのリナビス

おせっかいクリーニング『リナビス』の公式画像

リナビスの特徴まとめ

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『おせっかいな田舎のおばちゃん・おっちゃんが他では「手間でやらない」をやります』がモットーです。

リナビスは、送料無料・しみ抜き無料・ボタン修理無料・クリーニング相談無料・9ヶ月保管無料・再仕上無料・毛玉とり無料・おせっかい無料がポイントです。

リナビスの無料サービス

会員になると季節ごとにクーポンが届くので、長くおつきあいするとドンドンお得に使うことが出来ますよ。

パック制なのでコートやダウンなど衣替えアイテムの利用がおすすめです。仕上がりも丁寧で、ブランド品や革製品をお願いしたい人のために、特別なコースがあるのも嬉しいですね。

こちらもリコーベ同様、職人による手仕事なため繁忙期は申込みが埋まってしまうことも。

特に保管込みコースが人気なため、季節のアイテムの申込はお早めに!

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