ジーンズを長持ちさせるには、正しい頻度で手入れを行うことがとても大事です!
今回は、ジーンズをきれいにキープするお手入れ方法や、お店にクリーニングに出す頻度や料金相場、クリーニングにかかる日数などをご紹介していきます!
ジーンズをクリーニングするべき頻度は?
型崩れや色落ちをさせたくないという理由でジーンズを洗わないという人もいますが、ジーンズは直接肌に触れるため汗や皮脂汚れが付着しやすく、洗濯をしないでいると汗や皮脂汚れが酸化し黄ばみや変色の原因になります。
さらに、長期間放置すれば生地に染み込んだ汗や皮脂汚れを栄養に雑菌が繁殖し嫌なニオイを作り出すことにもなるのです。
ジーンズは速乾性がないためカビの発生を招きやすく、定期的に洗濯をしなければ、かえって生地が変色したり破れやすくなったりと結果的に生地の寿命を縮めてしまうことになります。
とはいえ、ジーンズに使われているインディゴ染料は繊維に定着しにくく、家で洗濯をすれば徐々に色落ちしていきます。
洗濯洗剤の多くは油分を落とすアルカリ性。
インディゴは油分を多く含んでいるため、アルカリ性の洗濯洗剤を使用すればさらに色落ちします。
その点クリーニングはプロが生地の特徴や状態に配慮し最適な方法で洗ってくれるため、これらのトラブルを最小限に抑えくれます。
なお、クリーニングは色落ちを抑制してはくれますが、全く色落ちしないというわけではありません。
ジーンズをクリーニングする頻度は3ヶ月に1回が最適です。
色落ちを気にしないなら1ヶ月に1回でもいいでしょう。
夏場は汗や皮脂汚れが溜まりやすいため5~6回着用したらクリーニングすることをおすすめします。
シミやカビに気付いたときはすぐにクリーニングに出すようにしましょう。
ジーンズを長持ちさせる、普段のお手入れ方法は?
普段からケアしておけば、大切なジーンズを長く使うことができます。
ケア方法①: 着用後に陰干しをする
着用後は汗蒸れによる雑菌やカビを防ぐためにも、風通しの良い場所に陰干しをするようにしましょう。
変色の原因にもなるのでジーンズは裏返してください。
汗は水だけでも落とせるので、大量に汗をかいた後はしばらく水につけて汗を洗い流してから干すことで生地に汗が浸透するのを防ぐことができます。
また、水濡れは雑菌やカビだけでなく色落ちやシミの原因にもなるので、ジーンズが雨に濡れたときは布などで軽く叩くように拭き水分をよく取ってから陰干しをしましょう。
ケア方法②:スチームアイロンを使う
スチームアイロンの高温のスチームは、ニオイや生地の変色などの原因である雑菌やカビ菌を死滅させてくれます。
ジーンズを裏返して、ジーンズから少し浮かせて滑らすように動かしてください。色落ちすることもないのでおすすめです。
ケア方法③:部分洗いをする
汚れた部分だけ中性洗剤を含ませた布で丁寧に拭き取った後、水拭きします。
色落ちが気になる場合は、原液でなく水で薄めた洗剤を使ってください。
洗剤のぬめりがなくなるまで水拭きを繰り返した後、風通しの良い場所で陰干しをしましょう。
部分洗いなら洗濯による色落ちを最小限に抑えることができます。
家でクリーニングは出来るの?
ジーンズの洗濯表示に水洗いマークがあれば可能です。
水洗いマークにバツ印がついていたら洗濯できません。
まず、色落ちを防ぐ前処理として、ジーンズがつかる程度の水に酢と塩を大さじ1杯ずつ加え、そこにジーンズを1時間ほどつけ置きします。
ほとんどの洗濯用洗剤はアルカリ性のため、洗濯すれば油分を多く含むインディゴ染料も一緒に落ちてしまいます。
酢は酸性であるため洗剤のアルカリ性を中和。
さらに塩に含まれる塩化ナトリウムが繊維に染料を強く定着してくれるため、酢と塩の相乗効果で色落ちを防くことになるのです。
色落ちや傷みを防ぎたいなら手洗いかお風呂場の踏み洗いをおすすめします。
お湯の使用は色落ちの原因になるため30度以下の水を使用するようにしましょう。
ジーンズは裏返して、中性洗剤を適量溶かした水に10分ほど浸し液体を浸透させた後、優しく押すようにして洗っていきます。
踏み洗いの場合はジーンズを足でゆっくり踏みながら洗います。
できれば、おしゃれ着洗剤など蛍光増白剤の入っていない無蛍光タイプの中性洗剤を使用してください。
洗剤の泡がなくなるまですすぎ、最後は洗濯ネットに入れて洗濯機で30秒~1分ほど軽く脱水します。
脱水後はすぐに取り出して軽く引っ張り叩きながらシワを伸ばしてあげましょう。
シワを伸ばした後は、ジーンズは裏返しのまま風通しの良い場所で日陰干しをします。
直射日光に当たると日焼けや色あせの原因になるので、必ず日陰干しにしてください。
ボタンを外しジッパーを開けてピンチハンガーか2本のハンガーに筒状にして干すと乾きが早くなります。
裾を上にして吊るしたり腰の部分を上にしたり定期的に上下入れ替えると効果的です。
生地が極端に縮む恐れがあるので乾燥機はNG。
自然な風合いを保つためにも自然乾燥が望ましいです。
生乾きは雑菌の発生や変色の原因にもなるので、しっかり乾いたのを確認してから取り込みましょう。
色落ちを早めてしまうため基本的には手洗いがおすすめですが、洗濯機で手間をかけず丸洗いしてスッキリさせたいという方もいるでしょう。
洗濯機で洗う場合はいくつかの注意点があります。
洗濯機の中で捻じれたり擦れて色落ちや生地の表面が傷まないよう必ず裏返しにして洗濯ネットに入れましょう。
このとき、ジーンズの型崩れや劣化を防ぐために、ホックやボタン、ジッパーなどはしっかり閉め、ジーンズは折りたたんでおきます。
洗濯機にある程度水がたまったら洗剤を入れて、「手洗いコース」「ドライコース」など5~10分程度の「時短モード」で軽く洗います。
洗剤が生地に直接かかると部分的に色落ちすることもあるので注意しましょう。
長く洗うと色落ちや摩擦による生地劣化の原因になります。
色落ちや生地の摩擦による劣化を抑えるためにも、できる限り短時間で洗濯を終わらせるようにしてください。
家での洗濯は丁寧に洗濯したつもりでも、繊維の奥に皮脂汚れやタンパク質が残り変色や雑菌・カビの発生を招いてしまうこともあります。
本革パッチなどの装飾品を劣化させたりシミ抜きに失敗して色ムラができたりとトラブルも多いのです。
ジーンズをキレイな状態で長持ちさせたいのであれば、定期的なクリーニングをおすすめします。
ジーンズの保管方法は?
ジーンズを押入れの中で保管する際は、湿度や害虫などに気を付けましょう!
気を付けるポイント①:吊るす・たたむ・丸める
かならず洗濯かクリーニングをし風通しが良い場所に日陰干しをしてから保管するようにしてください。
虫食いやカビ、色落ちから守るためには、しっかり乾燥させてから保管することが大切です。
乾燥剤か湿気取りを置いておくと良いでしょう。
ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと通気が悪くなり湿気がこもりやすくなるので間隔をあけて保管しましょう。
たたんで保管すると折り目のシワに沿って色落ちし変な線がついてしまうことがあります。
シワによる色落ちを防ぐためにも、ウェストバンドを挟んでハンガーに掛けるか、Sフックに掛けて保管することをおすすめします。
たたむ場合は、右足と左足が重なるように中央で二つ折りにして、おしりの出っ張った三角の部分を内側に折り込んでから裾をもって三つ折りにします。
互い違いに重ねて嵩張らないように収納すると湿気がこもるのを防ぐことができます。
丸める場合は、ウエスト側からクルクルと丸めれば出来上がり。
衣装ケースなどに立てて収納するとシワになりません。
気を付けるポイント②:保管サービスを利用する
ジーンズを長期間穿かないのであれば、宅配クリーニングの保管サービスがおすすめです。
ジーンズの傷みや劣化が酷くなれば二度と穿けなくなる可能性もあります。
保管サービスは、温度や湿度調節などジーンズにベストな環境で保管してくれるので、湿気や色落ちなどの心配がありません。
クリーニング料金に含まれる場合と有料オプションの場合がありますが、3~6ヶ月間保管してくれるので衣替えのタイミングで利用すると良いでしょう。
クリーニングに出した際はシミ抜きオプションをつけると保管力アップ
ジーンズは色落ちがしやすいという性質があるため、家でシミ抜きをすれば部分的に色が抜けてしまいマダラになる可能性があります。
シミ抜き技術のあるクリーニングを利用しましょう。
シミ抜きは有料オプションとして追加料金がかかることもありますが、宅配クリーニングのほとんどの業者は無料でシミ抜きのサービスを提供しているのでお得に依頼できます。
ジーンズのクリーニングにかかる料金相場はどれぐらい?
ジーンズのクリーニングの相場は500~800円。
汚れの程度や装飾品、シミ抜きやジーンズ加工などのオプションが加わることで追加料金がかかることがあります。
安くても色落ちや縮み、傷みが酷くなって戻ってきたら意味がありません。
相場よりも少し高くても品質や技術力で選ぶようにしましょう。
意外な落とし穴?ジーンズをクリーニングに出す際の注意点
汚れの程度やシミ、本革パッチや装飾品よって追加料金が発生することがあります。
クリーニングは家で洗濯するよりは色落ちや縮みを防いでくれますが、ジーンズは縮みやすく色落ちがしやすい素材なので必要以上に色落ちしたり縮んでしまったりとトラブルが多い生地です。
ジーンズの染料や生地の特性に熟知し、色落ちや縮みに配慮してくれるクリーニング業者を選ぶようにしましょう。
色落ちしても色掛け修正をしてくれるクリーニング業者もあるのでチェックしておくと良いですよ。
ジーンズをクリーニングに出した際にかかる日数は?
ジーンズのクリーニングにかかる日数は2日から1週間ほど。
汚れの状態やオプションによっては余計にかかることもあるので、事前に確認することをおすすめします。
クリーニング後の注意点
仕上がりに問題がないか確認しておきましょう!
クリーニングから戻ってきたら、色落ちや縮みはないか、シミは落ちてるか、ほつれはないかなどしっかりチェックしましょう。
宅配クリーニングのほとんどの業者が、仕上がりに満足いかない場合の再仕上げ保証をしています。
万が一ジーンズがダメになった場合でも、再購入料金の保証をしてくれる業者もあるので事前に確認してからクリーニングに出すことをおすすめします。
心配な方はプロにお任せ!
自分で洗うのが心配な方、面倒な方はお店にクリーニングに出す方がいいかもしれません。
自分の家の近くで出すのでもいいですが、モノによってはお願いするお店を選んだ方がより良いと思います。
今の時代は、宅配クリーニングを利用すれば、自分の生活にあったお店を選んで使うこともできますので、是非候補にいれてみてくださいね。
おすすめ!
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リコーベ(recobe)
10点パックがコスパ良し!
使い方のポイント
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リコーベならダウンなどの単価が高いアイテムを含めて、色んな組み合わせができるので他のお店よりも家庭ごとに合わせた使い方ができます。
普段使いから衣替えの時期まで幅広く使えるお店ですが、唯一の注意点は、職人さんの手作業があるため受けれる注文に限りがある点。
リネット(lenet)
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リナビス
おせっかいクリーニングのリナビス
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パック制なのでコートやダウンなど衣替えアイテムの利用がおすすめです。仕上がりも丁寧で、ブランド品や革製品をお願いしたい人のために、特別なコースがあるのも嬉しいですね。
こちらもリコーベ同様、職人による手仕事なため繁忙期は申込みが埋まってしまうことも。