パーティードレスを長持ちさせるには、正しい頻度で手入れを行うことがとても大事です!
今回は、パーティードレスをきれいにキープするお手入れ方法や、お店にクリーニングに出す頻度や料金相場、クリーニングにかかる日数などをご紹介していきます!
パーティードレスをクリーニングするべき頻度は?
パーティドレスは、長期保管前に1度はクリーニングに出しましょう。
パーティドレスを着ていくイベントと言えば、結婚式、披露宴、二次会、同窓会、音楽演奏会、謝恩会など不定期なものがほとんど。
一度着て、長期間保管となると、ドレスに染み込んだ汗や皮脂、汚れがシミやカビの原因になることがあります。
パーティドレスは、キャバ嬢さんの仕事着(キャバドレス)として使うこともあります。
この場合も、衣替えなどえ長期間保管する前に一度はクリーニングしておくのが良いでしょう。
パーティードレスを長持ちさせる、普段のお手入れ方法は?
普段からケアしておけば、大切なパーティードレスを長く使うことができます。
ケア方法①:自宅で洗濯 乾燥機はNG
パーティドレスの洗濯表示を確認しましょう。自宅で洗濯可能なドレスもあります。
パーティドレスは汗を吸いやすいため着るたびに洗濯が必要になり、クリーニング料金も高いので、自宅で洗濯できるというのは大きなメリットになるでしょう。
パーティドレスの素材は、シルク、ウール、綿、ナイロン、ポリエステル、アクリルなどがありますが、繊細な天然素材(シルクやウール)の場合は洗濯不可の場合がほとんどです。
化学繊維のポリエステルやアクリル素材のドレスは比較的伸び縮みしにくいですが、フリルなどの装飾部は複雑な形状をしているため洗濯ネットを利用しましょう。
装飾品をつけたまま洗濯すると金具部分がひっかかり、ドレスが破損することも考えられます。
化学繊維は熱に弱いため、乾燥機の使用は避けたほうが無難でしょう。
洗濯表示にも、タンブラー乾燥はお避けください、と表示があることがほとんどだと思います。
干す場合は、直射日光を避けて日陰干ししましょう。
ケア方法②:シワ対策はあて布をしてスチームアイロンを使う
パーティドレスにシワがついた場合は、無地のタオルなどを当て布してからスチームアイロンを浮かし掛けしてシワを伸ばします。
目立つ汚れが出来てしまった場合は、乾いたハンカチやタオルで出来るだけ汚れを吸い取り、速やかにクリーニング店にシミ抜きなどを依頼するのが良いでしょう。
ケア方法③:一度着たらクリーニングして売る
パーティドレスの価格はピンからキリまであります。
ブランド品のドリードール、ケティ・シェリー、ジル・スチュアート、組曲などのドレスは数万円から十万円以上するのに対し、ノーブランドもののドレスは1万円以下で買えるんですね。
パーティドレスの1回のクリーニング代は1万円近くするため、ドレスによっては持っておくより着たらすぐ売ったほうが節約になる上、手入れの手間も省けるという考え方もありますね。
しかし、続けて着るにしても売るにしても、結局クリーニングが必要になります。
家でクリーニングは出来るの?
パーティドレスの洗濯表示次第ですが、一般的なパーティドレスは洗濯不可。
一部の化学繊維素材のパーティドレスには自宅で洗濯可能なものがあります。
ドレスは、ほぼ素肌の上に着るため、非常に汗を吸いやすいです。
放置すると派手な汗ジミができてしまう可能性があります。
目立つ汚れがついてしまった場合など、クリーニング店にシミ抜きや汗抜きを依頼するのが良いでしょう。
パーティードレスの保管方法は?
パーティードレスを押入れの中で保管する際は、湿度や害虫などに気を付けましょう!
気を付けるポイント①:ドレスハンガーを使いクローゼットで保管
クリーニングから戻ってきたドレスは、ビニール袋から出してクローゼットに保管しましょう。
袋のままだと湿気が溜まりやすく、カビの原因にもなりかねません。
ホコリ対策には、不織布の洋服カバーを使うと良いでしょう。
風邪用のマスクにも使われる素材で、通気性が良いのが特徴。
パーティドレス用のハンガーには、ドレス専用のドレスハンガーが便利。
フック部分が埋め込みではなく、ハンガー本体を貫通しているタイプで、重いドレスを掛けてもフックがすっぽ抜けにくいです。
amazonでは、五本で1,000円ちょっとの価格で販売していました。
また、ハンガーの両端に切れ込みがあり、オフショルのドレスのショルダーベルト(肩紐)を掛けてつるすのに便利。
(通常のドレスだと肩紐が滑って落ちてしまいます)
気を付けるポイント②:防虫剤は一種類のみ
天然素材のパーティドレスをクローゼットで保管する場合には、虫食い対策に防虫剤を設置しましょう。
防虫剤の効果は上から下に流れるため、ハンガーのようにパイプに引っ掛けるタイプの防虫剤が良いでしょう。
2種類以上の防虫剤を同じクローゼット内で併用すると、化学反応により防虫剤が溶け、周辺の衣類が汚れる可能性があります。
無臭のピレスロイド系防虫剤がおすすめですよ。
また、防虫に有効であると同時に、人体は少量のピレスロイドを分解できるため、一般の防虫剤よりも安全度が高いです。
具体的な商品名は、ミセスロイド(白元)、ムシューダ(エステー)、ゴンゴン(大日本除虫菊)など。
クリーニングに出した際は汗抜きオプションをつけると保管力アップ
パーティドレスは、多くの場合ドライクリーニング指定です。
しかし、ドライクリーニングのみでは汗が70%も残ってしまうというデータが出ているんですね。
そこで、汗抜きオプションが必須となります。
油水同時処理により、油溶性の汚れと、汗などの水溶性の汚れを同時に落とすことができます。
また、クリーニング店にマイクロバブルウォッシュの専用機がある場合は、微細な泡でドレスを水で濡らさず水洗いできます。
高級で繊細な衣類を洗うのに最適で、シルク生地にも対応しています。
パーティードレスのクリーニングにかかる料金相場はどれぐらい?
パーティドレスのクリーニング料金相場は、3,600円~9,700円。
一般のクリーニング店では、パーティドレスはウェディングドレスと同様の扱いなんですね。
しかし、数十万円~百万円するウェディングドレスと、ティカ、リューユ、ジュエルズなどで買えるキャバドレスやパーティドレスが同じクリーニング料金なのは少し納得がいきませんね。
例えば、クリーニングのデアでは、ウェディングドレスと同じタイプの形状ならクリーニング料金も同じです。
Aライン、エンパイアライン、プリセスライン、マーメイドラインなど形状を細分化し、さらに素材(化学繊維とシルク)でも料金を分けている点は良いと思うのですが…。
最安の3,600円は意外なことに宅配クリーニングのリネットでした。
ただし、できれば1万円以下のパーティドレスなら、1,000円~2,000円くらいでクリーニングに出したいところです。
※上記の価格は、白洋舎、ポニークリーニング、リネット、クリーニングのDEA、なぎさ本舗京都屋、なすクリーニングほかを対象に調査しました。
意外な落とし穴?パーティードレスをクリーニングに出す際の注意点
パーティドレスの付属品をつけたままクリーニングに出すと、別料金を取られる場合があります。
コサージュやリボンなど、外せる装備品は全て外しておくのが良いでしょう。
パーティードレスをクリーニングに出した際にかかる日数は?
3日~3週間。
専門クリーニング店ほど、クリーニングの工程が細分化されているせいか、日数がかかるケースが多いようです。
真空パックオプションなどの特殊オプションをつけた場合は、さらに日数が長くなることがあります。
クリーニング後の注意点
仕上がりに問題がないか確認しておきましょう!
クリーニングからパーティドレスが返って来たら、袋から出して状態を確認しましょう。
仕上がりに不満がある場合は、一定期間内に申し出た場合に限り、無料再仕上げを行ってくれる店もあります。
シミ抜きなどを依頼した場合は、シミの場所がキレイになっているか確認しましょう。
クリーニングに出す前にスマホで写メを撮っておくと、クリーニング前後の比較がしやすいです。
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