ダウンジャケットのふっくらさが無くなった
ダウンジャケットといえば、ふんわりとした感触が特徴的です。クリーニングに出せば、購入した時と同じような状態になるだろうと安易な気持ちで出してしまうと、失敗する可能性があることをご存知でしょうか。
実はこれはダウンジャケットのクリーニングでよくある失敗例であり、知らないままで出してしまうと後悔するかもしれません。そもそも、なぜふんわりとしたふっくらさが無くなってしまうのでしょうか。その理由は、クリーニング店の落ち度にあると言われているのです。
落ち度と言うと少々大袈裟かもしれませんが、簡単に言えばダウンジャケットの乾燥が不十分で中の羽毛が乾ききれていない為に起こります。
本来であれば、中の羽毛までしっかり乾かすことが必要であり、中の羽毛が絡まないようにほぐすようにしてクリーニングを行うのです。しかし、これをしっかり行わなかったことによって、乾燥が不十分の状態になり、ダウンジャケット特有のふんわりとしたふっくらさが無くなってしまいます。
ダウンジャケットのふんわりとしたふっくらさは、温かさや保温効果にも繋がる為、しっかり乾燥させることが大切です。
このような状態でクリーニング店から返却された際には、乾燥をして中の羽毛をほぐしてもらってください。
縫い目部分にシミを発見
ダウンジャケットを洗浄する際に、汚れをしっかり落とすことができずに縫い目の部分にシミとして残ってしまったという失敗です。ダウンジャケットの素材によっては、撥水加工などが施されていることも多く、生地の表面がコーティングされている状態になっていることがあります。
このような状態で洗浄すると、洗剤がうまく落としきれずに残ってしまったり、汚れを落としきれないなどのトラブルになることがあるのです。
また、脱水や乾燥の際にもうまくいかずに、その汚れをキレイにすることができずに、縫い目の部分にシミが集中してしまいます。これが縫い目のシミとして残ってしまうのです。
クリーニング店の落ち度というよりも、ダウンジャケットの性質上仕方がない部分もあります。もし気になるようであれば、脱水や乾燥時間を調整し、しっかり乾燥させることでシミが気にならないようになるでしょう。
羽毛が偏ってしまった
ダウンジャケットの中の羽毛がクリーニングによって偏り、団子状態になってしまったという人や、中の羽毛が寄れてしまって、羽毛が薄い部分があるという失敗はよくある話です。
この原因は中の羽毛が乾燥しきれずに、うまくほぐせていない状態だと言われています。その為、クリーニング店によってしっかり乾燥させ、羽毛をほぐすという作業を怠っている為に起こるのです。
また、縫い目が細かすぎることで羽毛をうまく乾燥させることができないダウンジャケットもあります。
このようなダウンジャケットであっても、中の羽毛をしっかり乾燥させほぐすことができれば、元の形に戻すことはできるので安心してください。再乾燥をクリーニング店にお願いすることで解決できます。
ダウンジャケットをクリーニングに出さないと起きるトラブルも
ダウンジャケットのクリーニング料金は高いというイメージを持っている人が多いようで、クリーニングに出さない人がいます。
しかし、汚れが残ったままや濡れた状態で保管しているとふんわりとしたふっくらさが損なわれてしまったり、次のシーズンに着用する際に保温効果を感じなかったりとトラブルになることもありますので、注意が必要です。
クリーニング店に出した際のダウンジャケットのクリーニング料金の相場は、2,000円~4,000円くらいと言われています。
自宅で洗濯を試みたという人であっても、最終的にクリーニング店に頼らざるを得ないという状況に陥っている人もいるようです。
実際に自宅で洗濯を行ったという人の多くが、ダウンジャケットのふんわりとしたふっくらさが無くなってしまったと実感しています。
また、表面の撥水加工がされている為に、うまく汚れが落ちなかったなどの悩みも出てくるでしょう。自宅で洗濯するにもダウンジャケットはとても難しいものであり、うまく乾燥させることができずに困ってしまったという経験がある人も多いのです。
クリーニング代を節約した結果、中の羽毛が団子状態になってしまったり、ふんわりさが無くなってしまうなどのデメリットを感じています。
また、シミなどをそのままの状態にしておくと、洗浄してもうまく消すことができないこともあります。
ダウンジャケットを着用後、しっかり乾燥させることなくクローゼットにしまい込んでしまうと、湿気で羽毛がへたってしまい、ふんわりさを無くしてしまうこともあるのです。
適切な状態で保管しないといけないダウンジャケットは、汚れや湿気を取り除かないまま置いておくと、いざ着用しようと思った時にガッカリすることになります。
クリーニング店に出す頻度としては、シーズン終わりに出す程度で問題ありません。クリーニング料金が他の物に比べ高いとは言え、新たにダウンジャケットを買うよりも安く済みます。
またお気に入りの一着を大切に着ることができますので、シーズン終わりにクリーニングに出し、クローゼットで保管しておくのが一番良い方法と言えるのです。
クリーニングの失敗原因は乾燥にあり
ダウンジャケットをクリーニング店に出して失敗したと感じる多くの原因が、乾燥不足によるものです。
表面的に乾いた状態であっても、中の羽毛部分までがしっかり乾燥されていないことによって、団子状に偏ってしまったり、ふっくらさが無くなってしぼんだ状態になってしまったなどの失敗に繋がってしまうのです。
これはクリーニング店の落ち度と言えますので、再度乾燥をお願いしても問題ありません。ただし、クリーニング後すぐに状態を確認し、早めにお願いしてください。
クリーニングに出しても失敗するなら出さない方がいいのではないかと思う人もいるかもしれませんが、汚れた状態や湿気がこもっている状態で保管しているとシミや羽毛のしぼみの原因に繋がることになりますので注意が必要です。
ダウンジャケットのクリーニングの際には、中の羽毛部分までを確実に乾燥してもらえるように最初に伝えておくと良いでしょう。
また、汚れなど気になる部分のシミ抜きもお願いしてみてください。クリーニング店によれば、ダウンジャケットの撥水加工などをオプションで行ってくれている場所もありますので、クリーニングのついでにお願いしてみるのもおすすめです。
失敗しない為にできることはたくさんありますので、意識してみてください。
心配な方はプロにお任せ!
自分で洗うのが心配な方、面倒な方はお店にクリーニングに出す方がいいかもしれません。
自分の家の近くで出すのでもいいですが、モノによってはお願いするお店を選んだ方がより良いと思います。
今の時代は、宅配クリーニングを利用すれば、自分の生活にあったお店を選んで使うこともできますので、是非候補にいれてみてくださいね。
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