羽毛布団のような大きい洗濯は、自宅で行うのが大変ですが、羽毛布団を手間ひま掛けて洗濯したのに、ペチャンコになってしまったという人が多くいます。
ペチャンコにならないように、上手く羽毛布団を洗濯するにはとうしたらいいのか。1度ペチャンコになってしまった羽毛布団をフカフカに戻す方法を書いていきます。
ぺちゃんこになった羽毛布団はどうすればいい?
脱水した後の羽毛布団は、心配になるほどペチャンコになっていますが、ペチャンコになってしまった羽毛布団から、湿度を完全に抜くことでふわふわに蘇らす事が可能です。
◎羽毛布団をフカフカに戻す乾燥の仕方
家庭用洗濯機ではどんなに優しいコースで洗ったとしても、キルティングの中で羽毛が団子状に固まってしまいます。
団子状に固まった羽毛を指でつまんでほぐしていきます。両手でキルティングを挟んでポンポン叩きます。そして、羽毛をほぐす作業を2時間おきに行います。
ほぐしながら、手のひらで叩くようにしていきます。
片寄ったままの状態で、乾かしてしまうと布団はぺしゃんこのままで、乾いた羽毛をほぐそうと思っても羽毛は元に戻らずにペチャンコのままです。
羽毛布団は、洗った時に、中綿が片寄ってしまったまま乾かしてしまうとペチャンコになった状態で乾いてしまい、ペチャンコのままです。
生乾きになったら、1度物干しから外して、バサバサと形を整えます。そして、裏替えにして、また竿にかけて乾くまでそのままにします。
自宅で羽毛布団を洗濯した場合、完全に羽毛布団を乾燥させるのに、最低2日間は、通気性の良い日陰干しをしなければなりません。
家庭用の乾燥機では、完全には乾かす事が出来ないので、コインランドリーを更に使うか、日陰で1日ほど干す必要があります。
コインランドリーの乾燥機は、温度が60~70℃になっているので、ダニ対策にも効果があります。
※ただし、天日干しで日光を当て過ぎる・コインランドリーなど高温で乾かすと、内部の羽毛が傷つく可能性もある点には要注意です。
とはいっても羽毛布団は、乾燥をしっかりしないと臭いが発生してしまったりすることがあるため取り扱自体はかなり難しいです。
そもそもなんで羽毛布団はぺったんこになるの?
羽毛布団は手入れせずに使っているとどんどん『へたり』が進んでいき、ぺったんこになって行きます。※洗濯をすると一発でぺったんこになります。
その大きな原因は2つです。
原因①:中身の羽毛の消耗
いわゆる羽毛の寿命ともいわれることですが、そもそもタンポポの綿毛のように細かい毛がふわふわしているのが羽毛の良い状態です。
それが日々浸透してくる汗・皮脂・ホコリなどにより少しずつ劣化していき、汚れなどで綿毛がくっついてしまうことで空気を含んでふんわりすることが出来なくなってしまいます。
※羽毛布団の耐用年数は10年以上と言われていますが、日々のお手入れをきちんと行うことで20年近く使うことも出来るようです。
原因②:布団の中の湿気
汗がしみこんだ綿毛を乾かさずにそのままにしておくと、内部の羽毛がどんどん固まっていきます。
その状態が続くと羽毛の繊維自体がくっつき固くなってしまうので、乾いた際も元のふんわりした状態に戻れなくなってしまいます。
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安全にふわふわにしたいならプロの布団クリーニングに!
手っ取り早く、ふわふわの羽毛布団に戻したい時は、ブロの布団クリーニングに出すことをオススメします。
布団のクリーニングでは、熱乾燥で、布団のへたりをふっくらと復活してくれます。
フカフカにしてくれるだけでなく、羽毛布団の内部の汚れやイヤな臭いもスッキリ洗い流してくれます。
人は、一晩でコップ一杯の汗をかきます。羽毛布団は、綿の布団より通気性がいいので、湿気をあまり溜めませんが、汗の成分やホコリなどは蓄積されてしまいます。
その成分にダニやカビやイヤな臭いを発生される細菌が繁殖してしまいます。羽毛布団でも、布団の内部の汚れは天日干しをしただけではとりきれません。
布団クリーニングでは、業務用の大型の洗濯機で、布団を傷めないように、羽毛の内部の汚れをしっかりと洗い流してくれてスッキリキレイにしてくれます。
また乾燥の時にも、羽毛布団の大きさによって、大小様々なタンブラーを使い分けています。
乾燥機に移動する時に、水を含んだ布団を無理に動かしてしまうと布団が傷んでしまうために、布団クリーニング業者の中には、平面乾燥機などを利用して平面状態の移動で素材が傷まない乾燥方法を採用しているところもあります。
普通羽毛布団の乾燥は2時間程度かかると言いますが、平面乾燥機は5~10分で羽毛布団の80~90%の水分を乾燥させてしまいます。
乾燥機は、自動的に熱風と羽毛布団の回転をコントロールしており、乾燥と当時に羽毛の中に、空気を送り込んでふっくらと仕上げています。
クリーニングのタンブラーの乾燥は60℃で、たたきながら乾燥をして行きます。たたき乾燥によって、ダニの死骸なども一緒に布団から無くなります。
元々、羽毛布団は、羽毛と羽毛の間に空気をたっぷり含んでいるので、通気性がよく、日陰ぼしでも十分に湿気を飛ばす事ができます。
手入れをしっかりすれば、最高の睡眠環境に近づくことが出来ると思いますよ。
最近は宅配クリーニングがおすすめ!
さらに最近はふとんの宅配クリーニング専門店も増えて来ています。
重い布団を持ち運びしなくても良い点や、時間の融通がきく点が人気で、都市部や若い方を中心に利用者が広まっているみたいです。
ポイント
- 重い布団を持ち運ばなくても、自宅で布団の発送・布団の受け取りが可能
- 専用の集荷袋によって複数枚の布団が一度に送れる
- アレルギー対策など、自分にあったサービスのお店が選べる
おすすめ!
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布団クリーニングおすすめTOP3
布団の宅配クリーニングは、次の3つのサービスを押さえておけば十分です!おすすめサービスTOP3についてざっくりお伝えします!
第1位 | ふとんリネット(コスパ重視!初めての布団クリーニングにオススメ!) |
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第2位 | しももとクリーニング(羽毛布団専用の丸洗いコース!四万十川の源流水でふっかふか♪) |
第3位 | フレスコ(羽毛布団のクリーニングなら最安!この道30年の老舗!) |
【第1位】ふとんリネット(コスパ重視!初めての布団クリーニングにオススメ!)
ふとんリネットは、株式会社ホワイトプラスが運営する、コスパのよさが自慢の布団クリーニングです。
布団をまとめて出せば出すほど割引され、特に布団3枚で12,800円(税別・送料無料) のコースが使いやすいです。(4枚だと14,800円とさらにお得!)
対象となる布団は、掛け布団/敷き布団/こたつ布団/肌掛け布団/寝袋。
掛け布団より敷き布団の方が高いんじゃないの?と思っていましたが、お値段が同じなら、汗や皮脂をたっぷり吸っている(!)敷き布団を積極的にクリーニングに出したいです!!
ちなみに、ふとんリネットの代表は、インドネシアのジャカルタで開催されたクリーニング国際会議という場で、日本クリーニング生産性協議会の一員として参加するなど、業界の中でもその名が知られる注目の存在です。
宅配クリーニング専業で技術を磨き続け、価格の安さとクリーニングの品質の両立に成功。
ふとんリネットの、丁寧な仕事ぶりがこちらです。
ふとんリネットの会員数は、今や30万人を超え、コスパのよさと品質のよさが、広く支持を集めています。
「何より費用を安くおさえたい!」
「信頼のおける業者を利用したい!」
「初めてだから(絶対に)後悔したくない!」
【第2位】しももとクリーニング(羽毛布団専用の丸洗いコースあり!四万十川の源流水でふっかふか♪)
しももとクリーニングは、四国の四万十川の源流水を使った布団の丸洗いサービスです。
オーガニック布団を専門的に洗ってきた専門店だからこその取り組みがすばらしく、布団を丸洗いするための清流・四万十川の源流水でふわっふわの仕上がりに!
しかも合成洗剤は不使用で環境にやさしく。しももとクリーニングならではのこだわりが特徴です。
布団は完全に個人別に分けて洗うので安心!
化学物質過敏症の方のために、石けんすら使わないお湯洗いだけの洗濯コースも用意されています。
高知県の四万十川のすぐそばで、こつこつと磨き続けてきた洗濯技術が光ります。
高知県に布団を送るといっても、送料は無料なので安心です!
注目ポイントは「羽毛専用の丸洗いコース」があることです。
綿とは異なる羽毛布団の性質をふまえて、羽毛布団を洗う際には、羽毛のための専用コースで丸洗いを行います。
もちろん羽毛布団を送るときに、羽毛ではない別な布団と一緒に送ってもOKです。
他の布団といっしょに送るときも、羽毛布団は羽毛専用のコースで丸洗いするので、安心して預けられます!
【第3位】フレスコ(羽毛布団のクリーニングなら最安!この道30年の老舗!)
フレスコは、羽毛布団の宅配クリーニングでは最安レベルのサービスです。
漂白剤や溶剤は一切使わずに、布団の中の羽毛を傷めない中性洗剤を使って丸洗いします。(繊維によくないアルカリ性洗剤は使っていません)
羽毛布団専用の通常コースの他に「ロイヤルコース」も用意されています。
ロイヤルコースは、お値段は倍近くかかりますが、お布団の状態を詳しく調査し、専属のクリーニング技術者が最後まで「お布団とマンツーマン」で担当する、ワンランク上のコースなんです。