ボタンやアクセサリー類は紛失しやすい
クリーニングに関するトラブルの中でも紛失は非常に重大な問題です。大別するとクリーニングに出した衣類そのものが紛失するケースと、衣類のボタンやアクセサリー類が外れて無くなってしまうケースがあります。
ボタンやアクセサリー類は洗濯の最中に糸や金具が損傷することで衣類から外れてしまい、そのまま行方が分からなくなってしまうのです。
クリーニング店は業務用の大型機器で洗濯や乾燥を行うので、一度に大量の衣類をまとめて扱うことができます。
便利な反面、ボタンやアクセサリー類が他の衣類に絡みついてしまい、紛失する可能性が高くなってしまうのです。紛失すると見つけるのが非常に困難なことから、大抵は紛失した旨を伝えてそれでお終いになります。
客からの預かり物である衣類のボタンやアクセサリー類の扱いについては、厳密に言えばクリーニング店に管理責任があります。
しかし、一日に大量の洗濯物を扱う環境の中で特定の衣類だけに気を配るのは現実的な対応ではありません。
また、多くのクリーニング店は作業中のトラブルを避けるため、衣類のボタンやアクセサリー類は事前に外しておくように注意しています。
その注意を聞いたうえでクリーニングに出した場合、客の側に過失があると見なされてしまうのです。トラブルを避けるには手間がかかってもボタンやアクセサリー類はすべて取り外し、洗濯中に紛失しないように努めることが重要になります。
外すことができない構造であれば、その衣類はクリーニングに出さないのが賢明です。
衣類そのものが紛失する理由
クリーニング店での紛失トラブルは小さな装飾品が外れてしまうケースが多数ですが、中には衣類そのものが無くなってしまうケースもあります。
取次店で預かり、クリーニング工場で洗濯や乾燥を行っている最中に行方が分からなくなってしまうトラブルはどの業者でも絶対に起きないとは言い切れません。
クリーニングに出された衣類は複数の人の手を経由する形になるので、どこかで取り扱いを誤ってしまう可能性があるのです。衣類の紛失トラブルについては、デザインが似ている他の衣類と取り違えるケースが多数を占めます。
このトラブルは衣類を取り違えられた双方の客が早くに気が付くので解決しやすいものの、取次所や洗濯工場の対応が遅いと行方がわからなくなるおそれがあります。
預かった衣類の洗濯プランを洗濯工場で間違えてしまうのも衣類の紛失に繋がるミスの一つです。洗濯工場は預かった衣類に複数の数字や記号の組み合わせが表記されたタックを取り付け、その記載内容に沿って扱います。
タックに記載されている内容は取次店や預かった衣類の種類、洗濯プランなどを意味していますが、このタックの脱落や取り付けミスが衣類の紛失を招くのです。
タックが無い衣類は配送先不明品として扱われ、処理が後回しになります。放置されているうちに行方が分からなくなることも珍しくはありません。
誤った内容のタックが取り付けられると洗濯プランのミスや取次店の誤配送の原因になり、確認に長い時間を取られてしまうのです。
トラブルを避けるための工夫と実際に衣類が紛失した場合の問題
クリーニング店に預けた衣類が紛失するトラブルは仕上がり予定の日時になっても取次店に届かない時点で初めて発覚します。
しかし、取次店は洗濯工場から届いた衣類の枚数を確認するだけに留まるので、客ごとの衣類の有無を確認するわけではありません。
客が予定の日時に訪れないとそれだけ紛失の発覚が遅れてしまうので、仕上がり予定の日時に確認ができるようにスケジュールの調整に気を配ることが大切なのです。
万が一、衣類の紛失が明るみになった場合は速やかに洗濯工場に連絡して確認してもらう以外に方法はありません。連絡するまでの時間が長くなればそれだけ衣類が紛失するリスクが高くなってしまうので注意が必要になります。
衣類が見つかれば問題はありませんが、いくら探しても見つからなかった場合はクリーニング業者が衣類の価値に相当する金額を弁償することになります。この弁償における衣類の価値の算出が新たなトラブルに繋がる事実は否定できません。
弁償する金額は紛失した衣類の品質や希少性など、客観的な価値に基づいて算出されるのが普通です。
しかし客の側から見ればどんなに古い衣類であっても大切な一着であり、クリーニング業者が提示した金額では納得できないと更に揉めてしまうことがあるのです。
特に手作りであったり特別な思い出に関わっている衣類の価値はお金には換算できないので、どのような和解案を提示しても決して納得できる形で解決することはできないと言えます。
紛失トラブルを避けるには業者選びが肝心
クリーニング業者による衣類の紛失トラブルを避けるには評判が良くない所を避けるのが最も効果的な方法です。
その場合、実際にお店を利用した人の意見が参考になりますが、今まで紛失トラブルが起きなかった業者であってもこの先、衣類を紛失する可能性は否定できません。
大切な一着を紛失するのを防ぐには業者の姿勢をよく観察して信頼できる所を選ぶことが重要になります。
紛失トラブルを頻繁に起こす業者は洗濯工場以外にも取次所の雰囲気が良くない特徴があります。客からの預かり物である衣類の扱いが雑であり、タックの記載内容を無視しているケースも少なくありません。
また、クリーニングを依頼する衣類を預かる際も必要な確認を怠るなど、仕事の質も悪いのです。
洗濯工場は基本的に第三者が入ることができない施設なので、内部で衣類がどのように扱われているのかを知るのは非常に困難です。
しかし、洗濯工場の多くは取次の業務も行っているので、ある程度は内部の状況を把握することができます。
衣類の扱いに問題がある工場では取次所も乱雑で衛生管理も適切ではありません。
工場が外から見えないように必死に隠したり、洗剤などの薬剤の容器を屋外に放置するなど施設管理にも難がある業者は衣類の扱いも悪い可能性が非常に高いといえます。
そのような業者は例え洗濯技術が高くても、衣類の紛失トラブルの起きやすさを考えれば決して信頼できる相手ではありません。
汚れを完全に取り除いて綺麗に仕上げることも大切ですが、何よりも客からの預かり物を紛失しないことが最低限の常識なのです。
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